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月別アーカイブ  [ 2008年05月 ] 

ムダに白い線

世の中には、
「世の中まちがっとる!」
と思っている人が多い。
実際、世の中は間違っている。
どう考えても納得できないことばかりだ。

何が納得できないって、このバランスの悪さだ。
必要なものが全然足りてないのに、不必要なものの多いこと。
まるで、ごはんがないのに箸置きだけ1ダースもあるみたいな世の中だ。

資源のない島国、日本。
経済的に余裕のない今、この国にはわずかなムダも許されない。
なのに、ムダはこの国の隅々にまではびこっている。
その筆頭として挙げられるのが、
『色鉛筆の白』だ。


絵の具の白は重要だ。
むかしは絵の具のセットを買うと、白だけ少し大きかった。
水彩画では白は一番よく使われるのだ。

しかし、色鉛筆の場合はどうか。
はっきり言って、私は色鉛筆の白をいつ使ったらいいのかわからない。
「いや、色鉛筆の白はとっても大切なのですぞ」
という人もいるかもしれない。
でも、白は使われていないのが現状なのだ。

色鉛筆って、自然の棒グラフのようだ。
よく使う色は早く減り、背が低くなっている。
あの入れ物はそれがよくわかる。
その中で白は、
『元はこの長さでした』
といわんばかりの存在感だ。

では、その白鉛筆をどうしたらいいのか。
使えばいいのだ。
どうしたら使えるのか。
黒い紙を使えばいいのだ。


s-黒い紙



どうだろう。
ちょっとネクタイの黄色がはっきり出ない。


s-赤い紙



赤い紙だと白以外は使えないようだ。
ここでふと疑問が浮かんだ。
クレパスだったらどうだろう


s-クレパス



クレパスはいい感じだ。
しかし、大きく描かなければならない。
線が太すぎるのだ。

では、凹凸のある紙に色鉛筆で描いてみよう。


s-白い紙



絵に問題ありだが、上手に書いたらいい感じかも。

さて、今回この記事を書くにあたり、
会社から持ってきた紙の切れ端と、
久々に出したスキャナが活躍している。

せっかく出してきたのでもっと使いたい。
そこで、


s-トレーシング



これは、黒い紙の上に柄いりトレーシングペーパーをしいて描いてみた。
なかなかおもしろい。
半端の紙にしてはうまいこといった。
世の中に不必要なものってないんだなあ。
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[ 2008/05/25 00:14 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(11)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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