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月別アーカイブ  [ 2008年02月 ] 

まぜるやつら

志摩地方出身の後輩、O川とN岡が妙なことを言い出した。
うなぎといえば『うなぎめし』だというのだ。

私はこれを聞いて愕然とした。
うなぎとご飯の相性は最高だ。
同じくご飯と相性抜群のうめぼしと三角関係になるほどだ。
なのに、こんなにストレートなネーミング、
『うなぎめし』を今まで聞いたことがなかったなんて。

うなぎというのは不思議な食材で、その名前は器で決められる。
丼か重箱か、はたまた最近流行のおひつか。
うなぎ弁当も器だと考えると、全流通量の8割は器系の名前ではないか。
残るのは、蒲焼、定食、寿司、ぐらいだろう。
ちなみに私は「白焼き」は認めない。

考えてみれば、うなぎ料理はほとんどが『うなぎめし』なのだ。
なのになぜか入れ物にこだわってしまっていたのだ。

もうひとつ『うなぎめし』に思うこと。
それは、なぜ『うなめし』ではないのか、ということだ。

うな丼、うな重、うな弁、うな玉、うなコーワ。
みんな『ぎ』をはぶいている。
『ぎ』は、かぶらの『ら』や、なすびの『び』みたいなものか。
あるいは「トーマス」を「トム」と呼ぶようなものか。

考えてみると、うなぎは卵で巻くと『う巻き』
キュウリと酢の物にすると『うざく』という。
うなぎ屋の看板は『う』だけだ。
ときどき昔の字で『うふぎ』って読んでしまうのもあるが。
するってぇと『なぎ』がかぶらの『ら』やなすびの『び』か。
大鶴義丹を「ぎぃ」と呼ぶようなものか。

さて、では志摩の彼らがいう『うなぎめし』とはどういうものか説明しよう。
細く切ったうなぎがたれといっしょにご飯にまぜてあり、
錦糸玉子と刻み海苔がふりかけてあるらしい。
入れ物は桶で、店に注文しても5~6人前が一盛だそうだ。

志摩地方は郷土料理に『てこねずし』というのがある。
漬けにした魚(主にかつお)をシソやゴマなどの薬味といっしょに、
酢めしにまぜたもので、手でまぜるので『てこねずし』というらしい。
これも桶にいっぱい作って人が集まるときにふるまわれる。
これのうなぎ版が『うなぎめし』なのだろう。

これで『うなぎめし』には納得できた。
もう驚きはしないぞ。
でも、万が一『うなぎ麺』がどこかに存在するのなら、早めにお知らせください。




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[ 2008/02/07 01:27 ] | TB(0) | CM(7)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
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