人に見せちゃだめよ、
と言われながらも、みんなで見せっこして盛り上がった通信簿。
大人になってもそういう気持ちってあるものだ。
きのうの職場は盛り上がった。
ネタは、健康診断の結果だ。
心電図、レントゲン、血圧、尿検査では異常なし。
うれしいことに、視力が左右とも1.5に復活。
悲しいことに、身長が縮んで体重が増えた。
うれしい悲しいはさておいて、
問題なのは血液検査だ。
これでも私はコレステロールは低い。
基準値内だが、善玉も悪玉も「やや低」だ。
懸念の中性脂肪は、空腹時で50~149が基準のところ、
151だったが「異常なし」だった。
+2は空腹じゃなかったと言う扱いなのかもしれない。
ちなみに今回の健康診断は午後2時からだった。
貧血検査も異常なしだが、軒並み「やや低」だ。
赤血球も色素もヘマトクリットも基準値の下限ぎりぎりの数字だ。
これを見たO川に、
「肉を食わねえからだ」
と言われた。
肉を食うと中性脂肪が上がるじゃないか。
ひとつ『要指導』があった。
白血球数が低い。
基準4000~9000のところ、3600しかない。
ただ、それがどういうことなのかわからない。
低いとどうなるのか、どうしたら増えるのか、
まったく不親切な結果発表だ。
さて、ここまではすべて前置きに過ぎない。
私にとって、最も重要な数値、
「これだけはなんとか基準値内で~」
と祈った検査項目がある。
『γーGTP』
まるで自動車みたいな名前だ。
検査の説明にはこうある。
「主にアルコール性肝障害の目安として検査します」
これがなんと『要経過観察』
基準値8~60のところ「64」
たった4・・・
いや、私は身体的、健康的、数値的に心配などしていない。
総合判定の欄にも「心配はいりません」と書いてある。
私がドギマギしているのは、ちづるの反応だ。
ヤツは私の白血球の指導はしないが、アルコール量の観察は欠かさないのだ。
この結果が私のお楽しみに対する圧力になるのは目に見えている。
ちづるは家計におけるアルコールの割合を減らそうとしているのだ。
このわずかな基準値オーバーは、アルコール削減の格好の材料になる。
うわー、どうしたらいいのだ!
あの泡が! 芋が! お銚子が!
こうして自暴自棄になった私はヤケ酒を飲みに出かけたのだった。

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