金曜日はジム仲間と飲みに行った。
久しぶりの外飲みだ。
その前は10月12日、家計子さんの払いだった。
前回、私が自腹で飲みに行ったのは、なんと9月のことだ。
天気が悪かったり、風邪をひいたりでずいぶん飲みに行ってなかった。
おかげで、お金が溜まって仕方がない。
うそです。
でも、お金を使わなかったのは確かだ。
考えてみると、コンビニか本にしか使っていないような気がする。
これはどうも『買い力』が衰えてきているのではないだろうか。
『買い力』とは三つの力の総合力だ。
これがバランスよく発達していないと、買いパワーがでない。
まず第一が『買い能力』
物を買うための能力、つまり元手=資金=おあし=マネー=金だ。
これがないと、ほかの力がどれだけあっても買うことはできない。
今の私は飲みにいく回数が減って、少し小遣いができた。
これはささやかながら「買い能力がアップした」ということだ。
それにしたって貧弱な能力だ。
もうひとつは『買い気力』だ。
これは『物欲』と言い換えることもできるだろう。
聞こえは悪いがこれは大切だ。
「これがほしい!」と思った物に執着し、
それを手に入れるためには残業やローンも受け入れる心。
この気力がなくなってくると、買いたかったはずのものが、
「ま、なくてもいいか」
ってな気分になってくる。
さらに、買いたいもののレベルが下がってくる。
アルマーニのスーツがほしかったはずなのに、
青山のスーツ>ユニクロのTシャツ>靴下>カレーパン
と、精神的にも下がっているのがわかるだろう。
最後は『買い物持久力』だ。
お店で物を探し続ける力。
欲しい物のために、はしごをする力。
調べたり、遠方まで出かけたりする行動力だ。
これが衰えると、妥協が生まれる。
「もう、これにしとこ」
「どこで買うてもいっしょやて」
「この中で選ぼか」
こうして買ったら、商品に愛着がわくわけがない。
最近、これらの力が弱ってきているようだ。
遠出の買い物に出かけても手ぶらで帰ってきたり、
店で待ち合わせの時間まで間が持たずにベンチで休憩したりするようになった。
以前なら本屋やホームセンターなら、何時間でもいられたのに、
最近はすぐに飽きて、帰りたくなってしまう。
どうなってしまったんだ、私の『買い力』・・・
その代わり『捨て力』がついたようだ。
日曜日に物置の片づけをして、中がスカスカになるほど物を処分した。
思い切りがよくなったのかも知れない。
しかし、広くなったスペースが気持ちいい。
こっちの力のほうが役に立つかも。
でも、もっと年をとると、今度は捨てられなくなるらしいなあ。

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