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探検隊県大会

去年ぐらいからか、自転車でうろうろするようになって、
知らない道に突入、なんて素敵な探検をするようになったが、
街中では探検どころか、お散歩程度だ。

それでも知らない路地に入っていって、
思いもかけないところに出ると、
なんつーか、「やったぞ!」というか、
知識を得たというか、グレードが上がったというか、
ともかくちょっとうれしかったりする。

子供のころは、もっともっと探検欲が旺盛だった。
私の住んでいた町は、山を切り崩してできた住宅だった。
海沿いを国道が走り、山に向かって町が広がっていた。
ぐるりは山と海ばかりだ。

中でも特に魅力的だったのは「商船学校」だ。
町と同じぐらいの広さがある全寮制の高専だ。
この敷地内に山が残っていた。
周囲はグラウンドや学生寮、校舎、職員宿舎などで、
まるで離れ島のように、松とシダの森が残っていた。

その中心あたりにぼろぼろの建物があった。
2階建て+屋上の小さな建物だ。
これがわが町の「オバケ屋敷」だった。
その上、いろんなグループの秘密基地でもあった。

そこを中心にけもの道が張り巡らされ、
探検しまくっていた。
傷だらけになったり、服を破ったり、かぶれたり、
まあ、今となっては思い出の遊び場ってとこだ。
探検家度って、成長にしたがって磨り減っていくものなのだ。

その森は今でもある。
実家から徒歩で2分。
玄関から見えている。

先日、実家に帰ったとき、そんな昔話に花を咲かせた。
そのとき、山育ちのオヤジが一言、
「あそこにはマツタケがあるに違いないがのう」
磨り減っていたはずの探検心が、ムラムラムラムラ・・・






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[ 2006/07/13 00:43 ] 懐かしの話題 | TB(0) | CM(5)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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