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月別アーカイブ  [ 2006年07月 ] 

シッポに巻かれたい

人間のおしりには尾骨と言う尻尾の名残があるという。
どうして「名残」てなことになってしまったのだろう。
使わなかったのだ。
進化とは、進むばっかりではない。
要らない部分は処分されてしまう。
なんてもったいないことをしてくれたんだ、ヒトの祖先。

ほかの生物の尻尾を見ると、
なかなか個性的で、便利で、面白そうだ。
ウサギのようにかわいいの。
トカゲのように切れるの。
ビーバーのように平たいの。
馬のようにふさふさなの。

実際、人間についているパーツでもほかの動物にたとえられる。
カモシカのような足。
シラウオのような指。
猫のような額。
カラスのような行水。
ヘビーな体重。
では、実際人間に尻尾がつくとしたら、
なにのようなシッポがいいだろう。

犬みたいに感情がすっかりばれてしまうようなシッポは困る。
豚みたいな粗末な尻尾じゃ、わざわざつける意味がない。
ワニみたいに強力なのもいいかも。
やっぱりクモザルみたいな便利なのがいいか。
ゴクラクチョウみたいなおしゃれなのがいい人もいるだろう。

私のオススメはちょっと地味。
やはり、見てくれよりも使い道だと考えた。

それは、カンガルーのシッポ。

先日、テレビで見たのだが、
カンガルーはシッポで体を支えて両足でキックができるのだ。
これがあれば、ジャイアント馬場の「32文ドロップキック」も、
もっと長くファンに見せることができただろう。

しかも、椅子がいらない。
そうなると、椅子取りゲームも、ブーブークッションも、画鋲も、
この世からはなくなることだろう。

更に、これは確約はできないが、
神様が「人間にもシッポをやるぞ」と言ったとき、
カンガルーのシッポを選んだとしたら、
おまけに「ふくろ」もついてくるかもしれないよ。





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[ 2006/07/08 18:20 ] 世間話 | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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