fc2ブログ
2006 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312006 08
月別アーカイブ  [ 2006年07月 ] 

才能はうっかり現れる

ふと見ると、ノートに髪の毛が落ちている。
これがつまみ取ることも払い落とすこともできない。
考えてみると、私の頭髪はこんなに長くも健康でもない。
鉛筆で描かれた線だ。
なにかの弾みで鉛筆の芯がノートに触れたとき、
偶然、このような自然な線が引けるときがある。

先日、メモ帳の上に鉛筆を突き立ててしまった。
鉛筆を持ったまま何かを取ろうとして目測を誤ったのだ。
メモには鉛筆による無残な傷跡が残った。
これがまた偶然にも、見事に「虫の足」に見えるのだ。
ひょいと見るたびに、何度びびったことか。

これらは描こうと思っても描けるものではない。
描いた、というよりは、むしろ「事故」だ。
私は、自分の事故作「虫の足」を眺めて思った。
これを意図的に描けるのが「絵描き」なんだなと。

小学校の時の写生で、ほんの一部分だけなのだが、
雲が写真のように描けた事があった。
おそらく、描けたと言うよりは、塗りむらやにじみだろう。

写真のような油絵を、ぐっと近づいて見ると、
乱暴に絵の具を塗りたくっただけのように見えることがある。
それと同じような効果が偶然得られたのだ。
ずぅ~っと偶然が続けばいいのに。


さて、私が描いている↓のような絵。
「ペイント」を使って「ペンタブレット」で描いている。
この世界には偶然はないらしい。






スポンサーサイト



[ 2006/07/07 01:08 ] 世間話 | TB(0) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


    ※はじめてご利用のみなさまへ※
       ★おヒマならこみ箱★
     ★こんなんですがギャラリー★


    ↑いい人はクリックしてね。
    人気ブログランキングへ



月別アーカイブ
ブログ検索
ブロとも申請フォーム