fc2ブログ
2006 06123456789101112131415161718192021222324252627282930312006 08
月別アーカイブ  [ 2006年07月 ] 

剣道一直線

小学校三年のとき、スポーツ少年団へ入部する権利をもらった。
入らなくてはならないという決まりはないが、
入ってもいいよ、といわれると入ってみたくなるものだ。

それ以前から、剣道をやっているやつらはいた。
スポーツ少年団とは別に、道場に通っていたらしい。
習い事みたいなものだと思う。

友だちがはかまをはいて防具や竹刀を持っているのを見て、
ちょっとかっこいいと思っていた。
そんなやつらに誘われもしたので、
「よっしゃ、ワシも剣道をやるぞー」
と意気込んでいた。

で、結局入ったのは「陸上」だった。
一番の仲良しがそう言ったからだ。
確か、剣道と野球が双璧で、ほかの競技はマイナーだった。
当時は「陸上」が何かすら知らなかった。
こんなにも人に流されやすかったのだから、
水泳の方がよかったのかもしれない。

しかし、大人になって客観的に自分を見つめることができるようになると、
この選択は正解だったと思えるようになった。
小心者で緊張しいの私は、試合が嫌いだったのだ。

簡単に言えば闘争心がないのかもしれない。
ほぼ強制的に出場させられた相撲大会。
土俵に上がって、
「うわー、こんな目に合うならとっとと負けたほうが楽かも知れん」
と思っていた。
一対一で誰かと戦うなんて、まっぴらだ。

球技は苦手、格闘技は嫌い。
結局、高校卒業まで陸上部だった。
最終的にやっていた競技はハンマー投げ。
何かをなるべく遠くに投げるという、
「勝手にやっとれ」的競技が、私には合っていたようだ。





スポンサーサイト



[ 2006/07/05 03:17 ] ワシのこと | TB(4) | CM(4)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


    ※はじめてご利用のみなさまへ※
       ★おヒマならこみ箱★
     ★こんなんですがギャラリー★


    ↑いい人はクリックしてね。
    人気ブログランキングへ



月別アーカイブ
ブログ検索
ブロとも申請フォーム