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月別アーカイブ  [ 2006年07月 ] 

桂文我さん、おめでとう!

今日は、毎月恒例みそか寄席の日だ。
今夜は特別、「みそか寄席15周年の会」だった。
考えてみたら、もう12年も皆勤で通っている。
回数で150回、干支が一周してしまった。
よほど体が丈夫で、用事がないのだろう。

これだけの回数通っているといろんなことがある。
楽屋に入ってサインをもらったことや、
前に呼ばれて手品のお手伝いをしたこともある。
福引で当たったことも何度かあるが、
今日はとんでもないものが当たってしまった。

待合の座敷に巨大な招き猫があって、
お客さんたちが祝いの寄せ書きをした。
これはメインの噺家、桂文我さんに内緒の、
スタッフの粋な計らいだ。
この招き猫を、お客代表として桂文我さんに手渡す役、
当たってしまった・・・

いつも、前座、ゲスト、文我さんと三席の落語の後、大喜利となる。
今回は記念ということで、文我さんが大ネタを演じた。
「地獄八景亡者の戯れ」という1時間にも及ぶ大ネタだ。

気と膀胱が小さい私、長い噺と聞いただけで尿意をもよおす。
なのに突然の大役、
開演直前にトイレに行ったにもかかわらず、
前座の噺の途中で微尿意が。
この噺が終わったらトイレへ行こうかと迷ったが、
落語の間に休憩はないし、特別ということで普段より多いお客さんを
かき分けていかなければならない。

落語は二人目へ。
尿意は「微」から「小」へ。
もうこれが気になって落語どころではない。
きっとこの尿意はニセ尿意に違いないのだ。
トイレに行っても、どうせ大して出ないのだ。

と、ひとり焦っているうちに、文我さんの長い噺が始まった。
しかしさすがは文我さん。
話に引き込まれて、いつの間にか尿意を忘れてしまっていた。
気がつけば話は終盤。
持つ。これなら最後まで持つぞ!
安心は膀胱に余裕を持たせる。
おかげでズボンをぬらして贈呈式、なんて羽目にはならずに済んだ。

おめでとう、文我さん!
永く永く続けてください。






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[ 2006/07/01 01:47 ] ある日の出来事 | TB(0) | CM(3)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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