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月別アーカイブ  [ 2006年04月 ] 

ゴムとほうきと四段はしご

昨日はなぜか話題がレトロなほうへ流れる日だった。

飲み屋では女将さんが風呂敷の話をしはじめた。
昔はしょっちゅうもらえたのに、最近もらった事がないと言う。
使っていると案外便利なのだが、なかなか技術もいるらしい。
箱の包み方、ビンの包み方など、いちいち方法があるのだが、
それを全部覚えていて、とっさのときに使えるか、ということだ。

サイズや荷物にもよるが、ショルダーでも手提げでも、
リュックでもウェストバッグでも変幻自在。
昔の知恵は埋もれさせておくのはもったいない。
私はいざというときのために、小風呂敷を携帯しているが、
まだ使ったことはない。
「実はワシは持ってるよ」
と、きのう女将さんに見せたのが初使用だ。

そのあと、コマの話題になった。
ある人が子供にコマの回し方を教えようとしたら、
回せなくなっていたと言うのだ。

実は私もこの正月にコマを衝動買いしたのだが、
これが回せない。
手のひらで受けたり、ヒモを渡らせたり、
あんまり上手ではなかったが、とりあえずはできたものだ。
それが、回すことさえできなくなっているとは。
子供のころに覚えたことは体が覚えているというが、
体まで健忘症になっていようとは。

そこへ帰ってきたのが、お店の看板むすめ、
一年生になったばかりのみーちゃん。
入ってくるなり、あやとりを始めた。
ほかの常連さんたちと懐かしがっていると、
みーちゃんは「ゴム」と「二段はしご」と「手品」を見せてくれた。

私の弟は子供のころあやとりが得意で、
「亀」だの「蝶」だの「ダイヤモンド」だのと、
複雑なものを作り上げていた。
なんだか自分であみだした作品もあった。
・・・のび太か。

私ができたのは「サカズキ」か「ほうき」
はっ、体は覚えているだろうか。

そういえば、金曜日に会社の営業の人が眼の手術をしたのだが、
事務所の女の子がツルを折ってあげていた。
ツルらしさを演出するためにマジックで目や羽を描いたので、
不吉な怪鳥ができあがっていたが。

私は「ツル」は折れない。
「カブト」と「ピアノ」と「コップ」ぐらいだ。
覚えているか? カラダよ。
弟は「サイフ」を折って、ホントに小銭を入れていた。

今、ふと思い出したが、
小学生の頃、ハンカチを折りたたんで「ブラジャー」を作った。
これは今でも作れる。
カラダがそう言っている。


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[ 2006/04/20 00:57 ] 懐かしの話題 | TB(0) | CM(5)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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