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月別アーカイブ  [ 2006年04月 ] 

マスクでおます

ちづるにいかがわしい病原菌をうつされてしまった。
おかげで昨日今日と花粉症以来のマスク通勤。
せっかくのビボーが台無しだ。

それにしても、マスクも進化したものだ。
私が子供のころのマスクといえば、
仮縫いのミニ雑巾みたいなガーゼ製に決まっていた。
ところが今では薄くてフィットして使い捨てだ。
なんだかアダルトな感じの表現になってしまった。

現在の主流は二種類。
ジャバラ型か立体裁断型かだ。
これではわかりにくいので、誰にでも簡単にわかる言い方をすれば、
「仮面ライダーV3型」と「新造人間キャシャーン型」だ。
万が一、わからないと言う人は検索してみるように。

二者択一となったとき、その人の選択眼が試される。
たとえばβとVHS。
たとえばマックとウィンドウズ。
たとえばTOTOとINAX。
たとえばクボタとヤンマー。

大抵の場合、どちらも一長一短で迷いが生じる。
V3型(ジャバラ)の場合、段差に露がつく。
なにかの都合でマスクを取ったとき、余分な水分がしぶく。
知らぬ間に水蒸気を吐いているのだ。
ためしにティッシュを当ててみると、驚くほどの結露が確認できる。

キャシャーン型(立体裁断)は耳が弱い。
耳にかける部分が独立したゴム素材でなく、
全体と同じ布系素材なのですぐ伸びてしまう。
おやつを食べたり、お茶にしたり、つまみ食いしたりするたびに密着感が薄れていき、気がつくとマスクのはずがあご袋になってたりする。

どちらにせよ、昔のことを思えばずいぶん進歩した。
それでも、昔から変わらないのがサイズの問題だ。
どんな形状であれ、小さいマスクは恥ずかしい。
マスクが小さい、ではなく、顔がでかいと判断されるからだ。
安いからといって、うっかり小さいマスクを買ってしまったら悲惨だ。

マスクの中でおちょぼ口にしてみても意味はない。
口を隠すことが問題ではないからだ。
だからといって、がははと笑って下の歯が全部見えていては具合が悪い。
大口を開けると、鼻だけマスクになったりする。

マスクはじっとしていない。
口の周りの筋肉が動くと、上か下に移動する。
結果、あご袋か鼻だけマスクになるのだ。
要するに、マスクをしているような人は、
口の周りの筋肉も安静にしておれ、ということなのだ。







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[ 2006/04/12 22:03 ] 世間話 | TB(0) | CM(5)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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