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2006 031234567891011121314151617181920212223242526272829302006 05

パラダイス

飲みに行った。
ただし、今日は普段とはちょっと違う。
仕事が終わった後、ジムで汗を流し、そのあと飲みに行ったのだ。

せっかくジムでしぼったのに、酒を飲んでは意味がないじゃないか、
と言うなかれ。
モノは言い様考え様。
鍛えもせずに飲みにいくよりは、ずいぶん具合がいいはずだ。

汗をかいた後だから、まずは生ビール。
店に入って、一瞬でカウンターの座る場所を決定。
普段より遅い時間なので、案外すいていた。
イスに腰掛ける、という動作をしながら生ビールを注文。
「それと湯豆腐ね」

ここまではメニューを見てはいけない。
ビールだけ頼んで
「んん~っと、なににしようかな~」
なんてのは素人だ。
メニューは知り尽くしていて、後から
「おや、今日はこんなものもあるんだね」
と気づかなくてはならない。

湯豆腐でビールをあおって、塩サバを注文した。
これはアテになる。
ここで酒に切り替える。
これからはゆっくりメニューを吟味できる。
野球中継を見ているフリで、実はずっとメニューを見ていたのだ。

とりあえず候補は二つ。
「ふくだめ」か「わけぎぬた」か。
ふくだめはは貝だ。
若干塩サバとかぶっている。
たぶん二つに切ったのが二個ぐらいだろう。
わけぎぬたは前回来たときに注文した。
しかも、持ちがいいから酒を追加してしまうかもしれない。

ここで急浮上してきたのが「卵焼き」だ。
淡白だからサバとあわせワザで今の酒をクリアすればいい。
一応ほかをチェック。
きょうは「ひりょうず」が品切れだ。
「月見」はきのうウチで食べた。
「釜揚げ」ではサカナサカナしてしまう。

注文の仕方もコツがいる。
「すいませ~ん」
なんて叫ぶのはワカゾーだ。
オヤジさんは「大将」
女将さんは「おかあさん」と呼ぶ。
従業員のおばさんは「おかあさん」とは呼べないから、
「おねえさん」と呼ぶことになる。

今日の座り位置はおねえさん区域だ。
「おねえさん、たけのこ」
なぜだか、タケノコを頼んでしまった。
出てきたのはワカメの溶けた若竹煮。
タケノコは先っぽが多い。
おねえさんは「たけのこ、おいしいよね~」と微笑む。
「そうよね~」と同意。
ふふふ、野性のカンによる注文は正解であった。

本日のラインナップ。
生ビール一杯。
酒、冷で3杯。
湯豆腐、塩サバ、タケノコ
以上で2000円ちょうど。
ああ~、明日もいきたい~






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[ 2006/04/06 23:12 ] | TB(0) | CM(8)

イタリアーノ・メシクイーノ

休日の昼食は外食が多いのだが、それもうどんと中華がほとんどだ。
たまには珍しいものを、と思うとパスタなどを選ぶことがある。
パスタ。
私の小さい頃は「スパゲティー」だった。
それ以外に今で言うパスタは「マカロニ」しかなかった。

スパゲティーは洋麺のケチャップ炒めだった。
具はタマネギとハムぐらい。
私のイメージでは、お子様ランチの添え物としてデビューしたような気がする。
デパートの大食堂にしかなかったんじゃないだろうか。

そのうちミートソースが現れた。
スパゲティにも種類があるぞという主張を始めて耳にした。
主な住処は喫茶店に移った。
鉄板に乗ったり、粉チーズがかかったりした。
ちなみに私はいまだにイタリアンとナポリタンの違いがわからない。

ホワイトソースの出現にはびっくりした。
なにしろ赤いと思っていたものが白くなったのだ。
そうこうしているうちに、スパゲティーの種類はどか~んと増えた。
ボンゴレ、カルボナーラ、ペペロンチーノ、などなど。
そのうち名前が追いつかなくなってきたのか、説明調のメニューをやたら目にするようになった。
いわゆる「○○と○○の○○」と言うタイプだ。

こうなると注文するのに想像力がいる。
先日寄った店のランチは3種類のパスタから選ぶシステムだった。
私は「ムール貝とキノコのトマトソース」
ちづるは「スモークサーモンとトマトの・・・なにか」を選んだ。
結局は具の好き嫌いで選ぶしかない。

私の基準では「生ハム」が入っていると弱い。
「ベーコン」もかなりそそられる。
でも「アンチョビ」は遠慮する。
野菜なら「ホウレンソウ」と「アスパラガス」がいい。
ちづるはパスタに限っては「ナス」がイヤだそうだ。

いっそ、ピザのトッピングのようにチョイスできるといいのに。
「生ハムとホウレンソウ」と「ベーコンとアスパラ」がある店でも、
「生ハムとアスパラ」はないのだ。
なんでや。

最近は、納豆だの味噌だの大根おろしだのあんかけだの、
バラエティに富んできたと言うか、節操がなくなってきたと言うか、
ともかくメニューの種類が多すぎる。
生ハムタイプだとか、ホワイトソースタイプだとか言う以前に、
「迷うタイプ」の私は、「イタリアン」の時代が懐かしい。


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[ 2006/04/06 01:43 ] | TB(0) | CM(6)
プロフィール

こみ

  • Author:こみ
  • 三重県在住。
    妻のちづると二人でダラダラ暮らしています。
    晴耕雨読が理想です。
    記憶を自在に操る一人暮らしの母のところへ通ったりもしてます。


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