2006年03月

ここでは、2006年03月 に関する情報を紹介しています。
買い物と言うのは「アレを買うぞ」と札束を抱えていくのもいいが、「なんぞおもしろいものはないかいな~」と、買う気もないのにふらふらするのも楽しいものだ。

特におしゃれな小物屋さんが好き。
似合わないのはわかっている。
当然ひとりじゃ入れない。
だから、ちづるの買い物を待っているフリをしてうろつくのだ。
ちづるもめったに買わないが。

おしゃれなものの良さは、おしゃれなことではなく、ムダなところにあると思う。
おしゃれであるためには、部分的に機能性を犠牲にしている。
つまり「やや不便」
この無駄さがたまらない。

たまに、私の好きなポケットいっぱいのかばんを見つけると、
「これは女物やな」
と言われてがっかりする。
男物でポケットがいっぱいついているのは、釣り用ベストぐらいだ。
いや、それも好きだけど。

先日、女の人用のものでたまらなく魅力的なものを見つけた。
メイクボックスだ。
なんだかジェラルミンっぽくて、ふたを開けると細かく仕切られてて、鍵がかかって、引き出しもあって、内側が赤い布張りでうふふ。

まさに宝箱と呼ぶにふさわしい。
欲しい。
しかし、アレは私にも女物だとわかる。
そして、なにを入れるのだと聞かれても困るのだが。
いっそ、化粧でもしたろかい。

それにしてもお化粧道具とは、あんなにも数多く細分化されているのだなあ。

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食べ物に重要な要素といけば、味、ニオイ、食感だが、
『色』と言うのも重要なファクターだ。
たとえば野菜なら、新鮮さをあらわすあざやかな色が食欲をそそるし、
ケーキやお菓子ならカラフルなものが楽しい。

だからといって、想定外の色をしたものにはなかなか手が出ない。
南国の青い刺身やイカスミパスタ。
ピータンにブルーチーズ。
やはり黒や青は食べ物にむいてないような気がする。
ちなみに青い刺身は食べたことないけど、あとの三つは好きです。

よ~く考えてみると、牡蠣やかりんとうも食べ物の色じゃない。
パプリカなんてのもまるでプラスチックみたいだ。
最近では緑や白のナスがあるらしい。
昔の人に食べさせようとしたら、歯を食いしばって逆らうだろうなあ。

好みの色というのもある。
私はクリームソーダが好きなのだが、喫茶店で注文して赤いソーダが来るとがっかりする。
やはりクリームソーダはグリーンだろう。
赤を出すときは、メニューに「赤クリームソーダ」と表記してもらいたい。
何も表記のない「素クリームソーダ」はグリーンでなければならないと法律で定めてもらいたいものだ。

焼そばや野菜炒めには紅しょうがの赤が欲しい。
いろどりとしてはてっぺんに乗っているのもいいが、個人的には細かい破片が混ざっているのがいい。
これはもう、色と味が頭の中でリンクしているから譲れないところだ。

カラフルであることが最もイヤなのはキノコだが、最もうれしいのは炒飯だ。
タマゴの黄色、ネギの緑、チャーシューの茶色、紅しょうがの赤。
皿は青磁でスプーンは銀。
カウンターはオレンジで、醤油はムラサキ。
トッピングに金粉振りかけて・・・

何事もやりすぎると白々しい。


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薬屋さんと言えば、昔は路地裏で、
「どうだい、楽しい気持ちになりたくないかい?」
と呼びかけるものだったが・・・

冗談です。
薬屋さんと言えば、昔は最小限のスペースに小箱がびっちり並んでいて、青い顔で背を丸めた人が「こほこほ」とかいいながらこっそり買い物に来たものだが、今ではスーパーマーケット並に明るい店舗と豊富な品揃えを誇っている。

どうかすると
「ちょっと、薬屋も覗いてみようか」
なんて、ショッピング・スポットの仲間入りだ。
入り口近くには季節モノが山積みになっている。
冬は携帯カイロ、春は花粉症、夏はアセモ対策、それ以外の時はダイエット。

ダイエットや健康食品の棚は見ていて楽しい。
一昔前なら「体にいい!」で済んでいた売り文句が、いまや細分化してピンポイント攻撃してくる。
宿便が出るだの、頭がよくなる魚のエキスだの、微妙にアルカリ性でうっすらモモの味だの、勉強してこないと買い物もできない。

しかし買いやすくなったのは事実だ。
全体が「陽」のイメージになったから「陰」の商品を買う場合でも「陽」のフリをして買えばいい。
おそらく、胃薬の棚の前に立って横の痔の薬を見ている人や、湿布薬を手にとって水虫薬を探している人がいるだろう。
いい意味でのごまかしができるようになったのだ。

レジにいくと
「ポイントカードは?」
と聞かれたりする。
薬を買って、ポイントをためるのだ。
「期限までにあと3ポイント足りないから、ちょっと皮膚病にでもなるか」ってなことを考える人もいるかもしれない。

いや、サプリメントや栄養ドリンクなど、健康体にプラスアルファとして買われるのだ。
店員さんは若くて元気だし、ウキウキする音楽が流れている。
オシメやペットフードのスペースはカラフルで広い。
化粧品のコーナーは華やかできらびやかだ。

こうなると、ちょっと具合の悪いときは行きにくいのではなかろうか。

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昨日の夜は三役と班長の集まりだった。
ちょうどいい機会だと思い、ドブ掃除に対する意見を言った。
なにしろ「全員がいっしょに終わる」と言う名目で、いつも2時間ぐらい待たされるのだ。
この時間が無駄だから、居残りを交代にするとか、業者を頼むとか、いくつかの考えを何人かが発言したが、結局役員は、自分が役員のときにシステムをいじるようなめんどくさいことはしたくないのだ。
ふん、今度は消防団の会合で言ってやる。

だいたい、待てる待てないのジャンル分けは人によって違うはずだ。
たとえば私は待ち合わせで人を待つのは案外平気だ。
暇つぶしグッズがなくても、ぼ~っと考え事をしていられる。
カップ麺の3分や、何かが煮えるのを待つのも苦にならないほうだ。
しかし待ちたくないことは一秒でも待ちたくない。

渋滞は待ってられない。
遠回りしてでも走っているほうがいい。
知りもしない裏道に入って、余計時間がかかることなどしょっちゅうだ。

右折も待てない。
交通の激しい道路に右折ではいるのは嫌いだ。
なのでいつも左折してどこかでUターンする方法を選ぶ。
前の車が右折しようとして待たされると、なんだか体温が上がってくる。

行列のできる店なんかとんでもない。
そういう店は、オーダーしたあとまた待たなければならない。
二人で入った店で、片一方だけが待たされるのも許せない。
いっしょに食事に行って、なんで別々に食べなければならないのか。

そんなのは、料理人の段取りが悪いのだ。
段取りの悪い料理人とは、不器用な大工、注意力のない運転手、薄汚れたクリーニング屋みたいなものだ。

クイズの答えも待てない。
本だったら、まるで小説のように問題と答えを読んでしまう。
途中で考えるということがないのだ
誰かに「これな~んだ?」と問題を出しても、すぐ答えを言ってしまう。
相手の答えなんか待っていられない。
誰かを落とし穴にはめるのに、待ってられなくて突き飛ばすタイプだ。

全体的に考えると、待てないほうだろうか。
しかし、居酒屋だけは待たされても気にならない。
なにしろ「居る酒屋」なんだから。
むしろ、次に飲みにいくまでが待ってられない。
な、家計子さん。


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きのうお出かけしてしまったから、きょうは一日畑の日。
すっかり花の咲いてしまったチンゲンサイやコマツナ、ミズナ、ホウレンソウ、カブなどを片付けて、春夏野菜のために耕しておかなくてはならない。

とりあえずは畑に出陣。
下仁田ネギ、コカブ、ニンジンを収穫。
あとはひたすら引っこ抜き、コーウンキの出番だ。

と思っていたのに、コーウンキの出番が来る前にお昼になってしまった。
これはきっと、関口宏のサンデー何とかを最後まで見てしまったせいだ。
朝からぐずぐずしていたワシに「喝!」

空はどんより。
朝起きたらお母さんがいなかったときの子供みたいに、今にも泣き出しそうな天気だ。
昼からコーウンできるだろうか。

昼食のうどんや、本屋、ホームセンター、スーパーと店から出てくるたびに、空の明るさは10%ずつプラスされていく。
これなら大丈夫、と言うわけでコーウンキの登場だ。
さすが修理に出しただけのことはある。
一発で始動。
ヤツの武者震いがこの手に伝わるぜ。

ごごごご
がががが
ぎゃりぎゃりぎゃり

土塊を砕き、石灰を混ぜ込むこの力強さ。
半分土に埋まっている安定感。
冬眠中起こされたカエルを追いかけるこのスピード感。
混合燃料が尽きるまでぶっとばすぜ。

と思ったら、雑草の根っこが絡んで小休止。
それを取ろうと四苦八苦していたら・・・
熱くなったエンジンが太ももに接触していた。
ぎゃー!

なんだかんだで畑の7割を耕すことができた。
これをクワでやっていたら、何日休みがあっても、何本腰があっても足りない。
修理代9700円も払った甲斐があった。
・・・かな?
9700円分、野菜を買うとしたらけっこうな量になるぞ。



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今日は三重県の北の端までお出かけ。
ちづるのライフワークである丸ポストの撮影だ。

焼ハマグリで有名な桑名市で、前回見つけられなかったポストが撤去されていることを確認。
もう一箇所の撮りこぼしをゲット。
そのあと、なんかしながら南下しながら、4箇所撮影して三重県制覇。
ラストは四日市の近鉄百貨店二階という不思議な場所になった。

トータルで約130。
思えば長い道のりだった。

湯の山温泉では渋滞に並び、
名張市では車を降りて徒歩で探し、
ミキモト真珠島には入場料を払って入り、
菰野町では通行止めで遠回り。
一番遠かった熊野市の山奥までは家から約4時間。
子供に不審がられたり、マフラーを落としたり、
地名が見つからなかったり、角ポストに変わっていたり・・・

とはいえ、この丸ポスト狩りにもいいことがある。
行楽シーズンでも、めったに混まない事だ。
むしろ、辺鄙なところが多い。
これがなかったら一生来る事はなかっただろうなあ、というところが多々あった。

今、ポストの絵を描くのに検索してみたら、三重の丸ポストを撮影している人のサイトがあったので見てみたら、私の知らないポストがある・・・
これはどういうことだろう。
昔の写真だろうか?
もう使用されてないものだろうか?
あるいは、ちづるの資料に偽装があったのだろうか?

まあいいか。
とりあえず「ハイウェイカードの使いきり」という、本当の目的は達成できたのだから。




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三重県てな田舎に住んでいると、有名人に会う機会はまったくない。
伊勢志摩という観光地なので、旅番組や取材などもあるらしいのだが、会社勤めをしていたらそんなシーンには出会えない。
こちらから積極的にコンサートなどに出かけないと、生のスターにお目にかかることはありえないのだ。

記憶の奥底をたどってみても、Aクラスの遭遇は皆無だ。
スーパーの歌謡ショーで見た、柏原よしえやかわいかずみ。
大みそかの年越しイベントで見た池乃めだかやチャーリー浜。
ちなみに、かわいかずみはレコードを買ったのでサインと握手をしてもらった。

都会に行くと少し違う。
名古屋駅で偶然にも志茂田カゲキをモクゲキしたことがある。
あまりにも変な格好をしていたのでわかったのだ。

しかし、そんな田舎者の私も、一度だけびっくり遭遇をしたことがある。
あれはそう、当時勤めていた会社の慰安旅行で熱海に行ったときのことだ。
宴会も終わり、仲間内5人ほどで遊びに行こうとエレベーターに乗った。
途中の階で、男の人が乗り込んできた。
その人は乗るとすぐ、扉の方を向き私たちに背を向けた。

私は心の中でぷぷぷと笑いをこらえていた。
この人が降りたら
「今の人、関根勤にそっくりやったなあ」
と言おうと思っていた。

私が思っているうちに、仲間の一人がその人におそるおそる声をかけた。
「あの、関根勤さんじゃないですか」

「そうです」

ぎょー。
本物だー。
似ているわけだー。

みんなが驚いている中で、ひとりだけが
「え~、セキネツトムって誰?」
自分でそう言ったとたん気づいたらしい。
「ああー! あの関根さん!」
いきなり「おモミしましょう」と肩をもみ始めた。

スター関根さんが
「ああ~気持ちいい~」
と言ったとたん扉が開き、彼はスタスタと歩き去った。

そのうしろ姿に
「がんばってくださ~い」
と声をかけ、扉が閉まるとみんなで
うわー、うわー、うわー・・・

次の日、この5人はもう鼻高々。
そして、さすが熱海はちがうなあ、
と感心しまくっていたのだった。


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ちん

ちづるのお母さんが電子レンジを買うと言うので付き合った。
実際、電子レンジを選ぶときの着目点っていったいなんだろう。
お義母さんもどんなのが欲しいのかわからず、
「これでどうやん」と聞いてくる。
こんなときはお勧め品を買うのが一番いい。

我が家の電子レンジはもう十年も前のものだ。
この十年で電子レンジは格段に進歩した。
もはや私が口をはさむ余地はない。
私の全然知らない機械になっていた。

家について使用上の注意を読んでみた。
その薄い冊子は、最近の推理小説よりも驚愕の連続だった。
なんと、炒め物ができる。
メニュー欄には焼きそばやチンジャオロース載っていた。
しかも、材料を乗せて「炒め物」ボタンを押せば、勝手に重量を判断してレンジ時間を調節するらしい。
要するに、体重計の役目も担っているのだ。

電気店では、レンジとオーブンは並んでいるが別の売り場だ。
この二者は似ていながらすごく違う。
オーブンといえばはるか昔から欧米の食生活になじんできた。
最初は石造りの窯だ。
今では逆に古い石造りのオーブンだと値打ちが上がるらしい。
だからオーブンはオーブンのままでほとんど進化をすることはなかった。

それに引き換え電子レンジ。
なんといっても最新の電磁調理器だ。
進化の速度は目覚しい。
熱燗、インスタントラーメン、トースト、クッキー、茶碗蒸し、ごはんまでが電子レンジでできるらしい。

オーブンレンジ、それはオーブンと電子レンジの融合ではない。
頑固者オーブンはレンジにすり寄る気はまったくなかったのだ。
対して電子レンジは最先端の若者だ。
新しいものも古いものも、いいと思ったらすぐ取り入れる。
欲張り電子レンジがオーブンの機能を取り入れたのが、現代のオーブンレンジだ。

電子レンジの吸収力は凄まじい。
貪欲に次はなにを吸収しようか考えている。
そのうちにミキサーや冷蔵庫の機能を持ったレンジが現れるかもしれない。
それどころか、超電磁ヨーヨーや竜巻ファイターぐらいならやりかねないと私は思っている。

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とある温泉施設に行った。
露天風呂のほかに珍しい風呂はなく、目当てはサウナだ。
サウナ室は5人も入れば満員だが、混雑はしていなかった。
目標は12分。

この12分間、辛いのは暑さよりも退屈だ。
見るものは時計だけ、できることは発汗だけ。
そんな部屋で数人のオヤジがふんふんうなっているのだ。

そのうち隣の人が話しかけてきた。
もう20分も入っているそうだ。
「どれだけしぼっても、腹はへこまんな」
サウナでの合言葉だ。
その人は、このあと時間を減らしながら5回も入るんだそうな。
そういって水風呂に入りに出て行った。

と思ったらすぐ戻ってきた。
しぼるだけでは脱水症状になるからと言って、お茶のペットボトルを見せてくれた。
水分を取らないと血が濃くなって、血管が詰まったりするのだ。
ほうほう、ふんふんと聞いていたが、12分経ったので失礼して水風呂にいった。

体を冷まして2回目。
その人も2回目をがんばっていた。
サウナの目的は健康。
やせるには運動が必要だから自転車通勤を始めたらしい。
G町からT市まで片道14キロを通っていると言う。
行きは下りなので50分、帰りは70分かかるとか。
そう言って、水風呂に入りに出て行った。

が、じきに戻ってきた。
休日は山に登っているんだそうだ。
標高800メートルぐらいの山だけど、登る人は多いらしい。
百回登ると十両で、千回登ると横綱の称号がもらえるという。
日曜ごとに通って、あと少しで十両なのだと。
なるほどね、というところで失礼して水風呂へ。

体を冷まして三度目。
しばらく話してその人は水風呂へ。
またしばらく話して私が水風呂へ。

このようにして、私の脳の中には、
「まったく見ず知らずの人の、健康を考慮した生活パターン」
という、以後一切役に立つことない知識のフォルダができてしまった。
温泉施設は、何かサウナ中の暇つぶしを用意してもらいたい。




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さて、なにで部屋をいっぱいにするかと言う問題だが、
ブロックだとかジグソーパズルだとかもいいけれど、
やっぱりプラレールだと思う。

子供のころはけっこういっぱい持っていた。
あれはぐるっと一周するだけでは面白くない。
切り替えがあったり、立体交差があったり、踏切があったりしてこそ面白いのだ。

付属品もたくさんあった。
トンネルや駅や高架線。
ようするに、プチ町が作りたかったのだ。
最近はミニカーなどを走らせる道路シートなども売っている。
子供のころあんなのがあったらなあ。

動く電車を目で追っているといつまでも飽きない。
男の子は線路や道路が好きなのだ。
おもちゃ売り場に行くと見本のプチ町が作ってある。
なのに電車が走ってないことが多い。
店員を呼んで「動かしてくれ」と言いたいぐらいだ。

「ああこんなのを部屋中走らせたい。」
これはかなり若い頃からの夢だった。
そして今ならレールをいっぱい買う財力(お小遣い)もあるのだ。
財力(お小遣い)はあるが、やはり買うとなると高い。
これがエスカレートしてくると、もっと本格的な模型になっていくのだろうなあ。
そうなると、更に高くなる。
プチとはいえ町づくりには費用がかかるのだ。

電車でなくても、玉が道筋どおりに転がっていくのも見ていて楽しい。
玉だと、電車になかった宙返りやジャンプもある。
しかも、てっぺんまで動力で上がれば、あとは引力の力だけで転がっていく。
これは楽しそうだと思ったが、9000円もしていた。

最近、たまに見かけるのがガムの自動販売機だ。
お金を入れると玉状のガムが遊園地のようなからくりを転がって出てくるのがある。
ぜひ、あれが見てみたい。
どのパーツがどう動き、どこをどう通ってゴールするのか。

誰か買う人がいたら覗いてみようと思っているのだが、なかなかあれをやっている人にお目にかかれない。
せいぜい百円ぐらいのものなのだから、自分でやればいいのだが、やっぱり恥ずかしいのだ。
それに、私がお金を入れたとたん、
「誰か買う人がいたら覗いてやれ」と思ってる人がぞろぞろ集まってきたらイヤだからなあ。

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午後1時から、区の総会。
今年度は班長の番なので夫婦で出席した。
おかげで一日がパーだ。
きー!

内容は収支報告と新役員の選出。
報告はプリントを読み上げるだけだし、
新役員の選挙は、年齢で候補が挙げられていて投票するだけ。
にもかかわらず終わったのは3時半。
この段取りの悪さはどうだ!

去年、市に合併したため、多少のごたごたはあるだろうが、
毎年やっていることがなぜスムーズにできないのだ。
選挙なんか既製のメモ帳を回して、勝手にちぎって勝手に書けだと!
今なにを選出しようとしているかも言わずに進めて、半分回収してからやっぱりやり直しだと!
学級会の方がきっちりできるわい。

何はともあれ、今年の目標は『ドブ掃除の短縮』だ。
いつもだらだら昼の1時までもかかっているのを、午前11時までに終わらせるようにせねばならない。
今日の総会でだいたい口のうるさそうな人間がわかった。
新区長はおとなしそうな人だ。
ふふふふふ。

もうひとつ心配事ができた。
去年で終わったはずの「村民体育大会」
すっかり安心していたのに、役員が気になることをぽそっと言った。
「今年『町民体育大会』があるかどうかは知りませんが・・・」

なんだとっ!
それじゃ「クイズヘキサゴン」が最終回したと思ったら「新ヘキサゴン」が始まるみたいなものじゃないか。

体育大会があると、班の人に競技の出場者をお願いして回らなければならない。
断固阻止だ!

なんだか眠いのと怒りとで、まとまりがなくなってきた。
小さな子がぐずりながら寝ていく「おねむ」みたいだ。
大人だからちゃんと寝ます。


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6時40分起床。
顔を洗い、弁当と朝食の用意。
朝食。
新聞を読む。
トイレ。
歯磨き。
着替え。
8時、出勤。

これが私の普段の朝の行動だ。
ところが今朝は違っていた。
ちづるに起こされて目が覚めた。
「なんか、えらい時間やよ」

7時40分・・・1時間寝過ごした。
ぎゃー!

こんなとき一番にしなければいけないこと。
そう、この20分になにをするかの選択だ。
優先順位の低い行動をカットしなければならない。

まずは朝刊。
こんなものを読んでいる暇はない。
どうせテレビ欄と漫画と時事川柳しか読まないのだ。
朝刊は夜になっても夕刊になることはない。
読むのは夜で十分だ。

次は食事関係だ。
弁当も朝食もカット。
最悪コンビニを利用すればいい。
とりあえずバナナを一本食べた。

では、必要なことは何か。
一番大事なのは着替えだ。
パジャマで出勤したら社長もいい顔はしないだろう。
しかも寒いに違いない。

2番目はトイレ。
食べるほうはガマンできても、出す方はそうはいかない。
「出す」ではなく「出る」なのだ。
無理をすると通勤途中で、
陣痛→発作→苦悶→観念→自爆
ってなことになりかねない。

残るは歯磨き。
これはなんとかなりそうだ。
なにしろあまり時間がかからない。
「年末大掃除」みたいな磨き方でなく、
「急なお客さんだからとりあえず散らかっている荷物を押入れへ」という磨き方でOKだ。

ともかくなんとか間に合った。
それにしてもなんでこんなことになったのか。
それは、このブログを書くのに夜中までかかっているからさ。


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ちょっと前に考えたネタです。
元のタイトルは「洗いにくいぞスター誕生」でした。
洗いにくい食器を、女の子風にアレンジしてみました。
それではラインナップの発表です。

1番 ガラス器出身 ワイングラス
「アタシのカラダはとっても繊細 華奢なスタイルでわかるでしょ。
 やさしく扱ってくれないと、壊れちゃうかもしれないの」

2番 金物出身 おろしがね
「トゲがあるとか言われるけれど、肌が合ったらとろけるはずよ。
 だけどイヤなのスポンジ野郎、ひっかかったらしつこいの」

3番 器出身 大皿
「大きな体にのっぺりフェイス、つかみ所のない私。
 つるつるお肌が私の魅力、いつ落とされるかわからない」

4番 茶器出身 きゅうす
「見た目はしとやか和風の私 だけど内面複雑なのよ。
 出るとこ出てるしくぼみはあるし、渋く染まったらもうおしまい」

5番 柄杓出身 おたま
「どうせアタシははねっかえり、気に入らなかったら水かけちゃう。
 オタマだなんて嫌いな呼び名、誰か私をすくってね」

6番 プラスティック出身 弁当箱
「焦らすつもりはないけれど、一度のアタックじゃ落ちないからね。
 隅から隅まで確かめてみて、キュッキュといえない理由があるの」

7番 冷蔵庫出身 麦茶入れ
「私の内面とっても深いの、とてもあなたには手が届かない。
 振っても振っても心の底に、ずっとなにかが残ってる」



さぁて、ここに居並びました最強のラインナップ。
洗いにくい食器選手権、
あなたが選んだのは、誰?



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今日は会社が所属する何らかのグループのボーリング大会。
ボーリングはこういった親睦会にふさわしいスポーツだ。

普段から練習してなくてもできる。
何人でもできる。
延長やロスタイムがない。
白熱しない。
期待も落胆もされない。

こういった理由からか、一時はけっこうなブームになった。
しかし、それも今はすっかり下火。
いつものボーリング場が閉鎖されてしまい、今年はちょっと遠くまで行かなければならなかった。
流行り廃りは恐ろしいものだ。

流行っているからといって、カーリング場に模様替え、ってなことになってなくてよかった。
ボーリングはあのピンを倒したときの破壊音に爽快感がある。
あちこちであの音が聞こえるから盛り上がるのだ。
石のぶつかる「こーん」という音だけだったら、盛り上がりどころか、日本庭園の風情を感じてしまうに違いない。

今回、チーム分けで社長と同じレーンになった。
やはり、カーリングでなくてよかった。
カーリングだったら、ほうきの係になっているところだ。
仕事場の掃除を終えてから来て、また掃除だなんてまっぴらだ。

さて、結果は惨憺たるものだった。
スコアは、ほぼ足し算で進んでいった。
2ゲームやって123と126。
ストライクが7回、スペアはゼロ。
まさに勢いだけの一発屋という事を証明してしまった。

およそ70人中、41位。
ありがたいことに、全員に商品がある。
私がもらった包みはけっこう大きくて重い。
帰宅してちづるに渡すと「わ~い」と言って包みをほどいた。
大皿・・・ちづるははっきり口に出して「がっかり」と言った。

おそらく、次にボーリングをするのは一年後のこの大会だろう。
来年はまだカーリング大会にはなってないと思う。


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昨日は、一時雪が降ったりして驚かされたが、今朝の「ズームイン」では暖かくなるという予報。
よっしゃー、衣替えだー。

とはいっても、上着を替えただけ。
真冬用のかぎ裂きジャンパーをやめて、会社支給の薄い上着にした。
それだけでは寒そうなので、ベストをプラス。
見た目はすごく身軽になった。

先日、通勤かばんだけ先に衣替えをした。
防寒用に持っていたアジアンな布(ベッドカバーらしい)がいらなくなったので、ショルダーバッグからウエストバッグに小型化した。
持ち物が変わると気分一新、うきうきしてしまう。

実は衣替えがしたくてむずむずしていたのだ。
先週、シザーバッグとかいうものを買った。
美容師さんが腰につけて、はさみや櫛を入れるものらしい。
ウワサによると、ナウなヤングの間で流行っているとか。
ただし、私のははさみを入れたら穴が開きそうな安物だ。
それが腰につけてみたいのだ。
ウキウキしてみたいのだ。

私が入れるのは、マジック、竹べら、メジャー、ナイフの四点だ。
今は前掛けのポケットに入っている。
前掛けかシザーバッグか、どっちがかっこいいかは一目瞭然。
いわば、ちょっと色気付いてきたのだ。

しかし、それを持つには上着はジャマだ。
上着が膨らんで見えるし、すそをめくらないとモノが取り出せない。
何よりも、上着にポケットがいっぱいある。
暖かくなって上着を着なくなったとき、ポケット代わりに腰につけるのが本来の使い方ではないのか。

ああ、はやく気温よ上がれ。
そして私の上着を脱がし、ベストを取り上げ、前掛けをはずしてくれ。

よく考えてみたら、買うのが早すぎたかな。
どうか夏までに飽きませんように。


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誰が決めたかホワイトデー。
デーは決まっている割に、バレンタインのチョコのように、扱われる商品が今ひとつ定かではない。
ただ、甘いものであることだけは確かなようだ。

ともかく会社の女の子に義理は返さなくてはならない。
もうちょっと早く気づけばよかったのだが仕方ない。
昨日、ジムの帰りにケーキ屋さんに寄った。

通勤路にあるケーキ屋さんはただ一軒。
駐車場に車をとめると、そこはメルヘン界への入り口だった。

門を入ると、レンガ敷きの小道。
小さな橋を渡れば、英国カントリー調の玄関がお出迎え。
明るい店内、カラフルなショーケース。
店員さんはメイドさんのような衣装だ。

「いらっしゃいませ(はぁと)」
すみません、いらっしゃったのは、こんなオヤジです。
無精ひげに太い眉。
作業ズボンに防寒帽子。
ジャンパーのかぎ裂きは健在、胸にはボールペン。

「ホワイトデーの贈り物ですか?」
「別々に袋にお入れしましょうか?」
話しかけられるたびに、うつむいて頬を赤らめ、
小さな声で「はい」としか言えないワシ。
ワシが乙女か!



さて、
今日のブログネタはこれだ、と決めたのはいいが、
そうするとちづるに読まれてしまう。
ヤツには、私がどこで買い物したかわかるはずだ。
もし、店のレベルを下げたりしたら・・・



今日、ホワイトデー。
会社からの帰り道、
オヤジである私は、再びメルヘン界の入り口に立った。


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ちづるはすぐ歩きつかれる。
昨日も買い物中にエネルギー不足に陥り、喫茶店に入った。
喫茶店で飲み物だけ注文するのが苦手な私と、ともかくカロリーを摂取したいちづる。
注文するのはいつもケーキのセットだ。

ちづるが頼んだのは抹茶のケーキ。
私はベークドチーズケーキ。
メニューには、今が旬のイチゴを使ったケーキが満載だ。
本当はイチゴショートが食べたかった・・・

今日、買い物中にちづるの辛抱の糸が切れ、喫茶店に寄った。
ちづるの注文はチョコケーキ。
私はチーズケーキを頼んだ。
ショーケースはイチゴだらけ。
ああ、イチゴショートが食べたかった・・・

じゃあ、どうしてイチゴショートを頼まないのか。
実は、私はイチゴはそんなに好きではない。
生クリームが好きなのだ。
でもメニューに「素ショートケーキ」というのはない。
だから「素ショート」に一番近い「イチゴショート」を頼みたいのだが、このイチゴというヤツがクセモノなのだ。

イチゴショートというのはメルヘン界の食べ物だ。
私にいわせると、ケーキにイチゴが乗っていると言うよりも、
「ぽわん」の上に「うふ」が乗っているようなものだ。
そして、メルヘン界に狼や魔法使いはいても、オヤジは存在しない。
メルヘンとオヤジの間には、高く分厚い壁があるのだ。
だから、あれだけ新聞好きなオヤジが「いちご新聞」だけは読まない。

それでも、もしちづるがイチゴショートを頼んだら、
「ワシも」と、便乗することができる。
なのにヤツは、渋い色合いのものばかり頼むのだ。
抹茶だチョコだといっても、遠目にはうぐいすあんやあずきにしか見えないだろう。

一応性別が女子であろうと推測されているちづるが、うぐいすやあずきを食べている横で、オヤジたる私が「うふonぽわん」を突っついてたら恥ずかしいではないか。
それ以前に、オヤジはケーキの名前を言うのが恥ずかしい。
ショーケースの前に立つのが恥ずかしい。
ちっちゃいフォークが恥ずかしい。

だからせめてメニューに「素ケーキ」を!


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今日、コンビニに寄った。
ちづるが精算しているのを待っているとき、ふと見るとレジの女の子がものすごく不機嫌そうな顔をしている。
これはまたちづるが失礼な言動や見てくれをしたのではないかと心配したが、そうではなかった。
よく見ると、レジの女の子の眉毛が「怒り型」なのだ。

眉の上のラインが、顔の中心から外側に向かうにつれ上に反り、顔の端で鎌のように下にカーブしてとんがっている。
バットマンのマークの胴体部分を取って額に貼り付けた感じだ。
可愛らしい顔つきをしているのに、その眉毛のせいで阿修羅がガンを飛ばしているように見える。


聞くところによると、最近の眉毛は「毛」ではなく、描いてあるらしい。
これは絵が苦手な人や不器用な人は大変なんじゃないか。
左右を同じ大きさにしようとしているうちに、どんどん味付け海苔みたいに大きくなったりしないのだろうか。

もともとの眉毛を修正するという方法ではいけないのだろうか。
余分なところを剃って、足りない部分を描き足せばいいように思えるのだが。
ひょっとして、不器用な人が左右を同じ大きさにしようとして剃っているうちに、どんどんひじきみたいに細くなっていったのだろうか。

そういえば、眉毛描き様の型があるという話を聞いたことがあるが、それも左右同じ位置にあわせるのが難しそうだ。
わずかな角度の差でも、すごく感じが変わるだろうし。
しかも毎日だ!
それを考えたら、ブログを毎日書くぐらい・・・

あのコンビニの女の子、あれは本人の思ったとおりに描けていたのだろうか。
うまく描けなかったので本当に不機嫌だったということもありえる。
本人お気に入りの斬新なデザインなのかもしれないし、わざと不機嫌に見せて客よけにしているとも考えられる。

なんにしても、男でよかった。
ただ・・・
全部剃って描くという方法、
頭髪でも流行してもらえないだろうか・・・




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近年、映画館に人が戻ってきたという話を聞いた。
邦画が盛り上がっているそうだ。
確かにヒットが多いような気もする。
安いDVDも出ているし、レンタル店は盛況だ。
映画の需要は高まっているらしい。

その反面、作り手側はネタ不足なのだろうか。
ヒット作の続編やリメイクものが多いように思う。
それは商売である以上、仕方がないのかもしれない。
観るか観ないかは、こちらが決めればいいことだ。

しかーし、納得できないことがある。
「特別版」だの「デジタルマスター版」だの「ディレクターズカット版」だの、同じ映画の使い回しをすることだ。
一度観た映画を、もう一度観せようとするあざとい作戦だ。

これも観る観ないは観客の勝手だと言うかもしれない。
だが、観ないともやもやが残り、観たら観たでがっかりするのだ。
ここには映画に求められる「面白さ」だとか「感動」は存在しない。

だいたい映画とは、すごい量のフィルムからチョイスしてつなぎ合わせたものが完成品のはずだ。
あとから継ぎ足したりするって事は、最初の版が不完全だったと言うことじゃないか。
これは観客に対して失礼じゃないか。

とあるラーメン屋にいったとき、
「麺は固めがいいか柔らかめがいいか。」
「チャーシューは赤身がいいか脂身がいいか。」
「ネギの量は?」
「辛さは?」
「背脂は?」
「トッピングは?」
・・・・・と、まるでアンケートに答えるような注文をさせられた。

「この店のベストを出さんかい!」

ラーメン職人は「これぞ!」という味を求めて切磋琢磨するものではないのか!

映画監督もラーメン職人もクリエイターだ。
作品を客に出すときは完成品であってもらいたい。
それができないようなら、作り手として失格だ。


今回、ちょっと言葉がきつくなったが、言ってくれたら直しますので。

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ブラジル人のフェルナンデは、地元で働く若者だ。
知り合ったのはジム。
こまめに通って鍛えている。

日本に来たのは小学生のときで、まだ6~7年しかたたないのに日本語はぺらぺらだ。
それでもときどきわからない単語があるらしい。

「あ~、今日はもう疲れたヨ」
「仕事がしんどいの?」
「う~ん、それほどでもない」
「じゃあ、睡眠不足がじゃないの?」
「・・・なにそれ?」
「え~と、寝ている時間が短いんじゃないの?ってこと」
「ううん、長い」

さすがに漢字四文字はきついかな。
しかし、イントネーションもほとんど違和感ない。

「あのマシン使いたいけどなかなかあかない」
「なんや、待っとんのか?」
「うん、待っとる」
「ちょっと混んできたでなあ」
「・・・コンデ? ワカラナイ」
「え~と、人が多くなってきたからなあ」
「ああ、そうね」

『待っとる』は通じるが『混んどる』は通じなかった。
『コンドル』ならわかったかもなあ。
とはいえ、しゃべりは達者だ。
ときどきいっしょに来る日本人の同級生ともワイワイやっている。

「腕、ぱんぱんになった」
「鍛え過ぎとちゃうの?」
「そんなことない。もっとやりたい」
「ほどほどにせんといかんよ」
「・・・ホドホド? それ、知らない」
「え~と、あんまりやりすぎちゃいけないよ」
「ああ、やりすぎてないヨ」

こんな感じでいつも楽しく話しているが、彼に通じない言葉を使ってしまったあと、少しだけ標準語になる私であった。



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この季節、風に乗ってやってくるのが花粉で、大地の下からやってくるのがタケノコだ。
昨日行った、かもしれない居酒屋にも、タケノコが大皿に盛られていた、ような気がする。

昔の人は偉いものだ。
「タケカンムリ」に「旬」と書いて「筍(タケノコ)」
まさに字の通り、こんなにも短期集中型の旬をを持つ食材がほかにあるだろうか。

タケノコの生長は早い。
だから朝寝坊の人が掘ったタケノコは、成長がやや進んでいる場合がある。
タケノコは先端ほど柔らかく、根元ほど硬い。
成長が進んでいると、顔は子供でも下は大人、ということが起こりうる。
大人のタケノコとは? そう、竹だ。

以前、育ちすぎのタケノコを食べたことがあった。
ほとんどは普通に食べられたが、根元に近い部分は繊維質が強靭になっていてとても歯が立たなかった。
そのときふと気づいた。
これはタケノコと竹の中間、つまり食べ物と非食べ物の中間なのじゃないか?

竹と言って思い出すのは、青竹踏みだ。
ほかにも建築資材になったり釣竿になったりする。
棒高跳びのポールと言えばいまやグラスファイバー製だが、以前は竹だった。
子供は竹ひごで工作をし、武士は刀をこっそり竹光に変える。
剣道部員は竹刀で叩き合い、大道芸人は高い竹馬に乗る。
どうかすると、食器が竹だったりする。

なぜこれほどまでに竹は人間の生活に普及しているか。
丈夫だからだ。
丈夫・・・なんと食べ物にふさわしくない特徴だろう。

実際、若いタケノコであっても皮は硬い。
米ぬかを混ぜて煮るとやわらかくなる。
誰がそんな事を発見したのか。
やっぱり昔の人は偉い。


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のみにいった


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東海林さだおのエッセイ、丸かじりシリーズが好きで読んでいる。
最新刊は第20作目。
ありとあらゆる食べ物を、とんでもない視点で見ていて楽しい。
読み終わったあと、もうちょっと読みたい気がしたので、一番古いのを開いてみた。
そして愕然とした。

それはおにぎりについて書かれた一編で、コンビニのおにぎりを追求している。
内容はどうでもいい。
問題はこの一説だ。

コンビニエンスストア(以下長いのでコンストと略す)


コココ、コンストぉ?
つまり、コンビニは登場していたが、まだ「コンビニ」と呼ばれていなかった時期に書かれたということなのか。
ちなみに初版は1994年8月。
雑誌発表のあと単行本として出版、その後文庫化という手はずを考えれば、更に数年前に書かれたのだろう。
まったく関係ないが、以前山奥の村を通ったら、小さな個人商店の看板に「コンビニストア」と書かれていたのを思い出した。

本は自動更新されない。
どんどん古くなる一方だ。
ず~っと古いと古典になるが、中途半端に古いとちょっと笑えたりする。

少し前の推理小説を読んでいると、
「ケータイを使えよ」といいたくなるときがある。
それだけではない。
インターネットや科学捜査、カーナビ、Nシステム、いろんなカード、ATMにETCにDNAにDHC。
世の中はすっかりミステリーに不向きになってしまった。

何かで読んだのだが、推理作家は作中人物の誰かと誰かが連絡が取れない状況を作り出すのに四苦八苦しているらしい。
誰かを失踪させるのも難しくなったらしい。
また、最先端の情報を仕入れておくだけでも大変な苦労だろう。

もうひとつ。
翻訳ものの場合、訳が古くなるということがある。
以前読んだ本で、モテモテで切れ者の探偵助手が、美貌の依頼人相手に「よござんす」といっていたのがあった。
昔だとはいえ、ニューヨークの話だ。
またたびハードボイルドか。

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今日、天気は晴れ。
暖かい一日。
春がそこまで来ている。


♪鳥が鳴いて 川が流れて 野山は今、花が咲き乱れ
 汽車は行くよ 煙吐いて トンネル抜ければたけなかだ



懐かしい、かぐや姫の歌だ。
春になり、鳥の声が聞こえると、ついこの歌を歌ってしまう。

私  「♪鳥が鳴いて~ 皮がはがれてぇぇ」
ちづる「おえ~」

毎年恒例、必ずこれをやる。
これをやると春が来るのだ。
春になるといろいろなものが出てくる。
鳥、花、虫、魚、花粉症、そして歌。
鳥の声が聞こえると、ついこの歌を口ずさんでしまう。


私  「♪トリガラ鳴いて~」
ちづる「うええ~」

毎年恒例、必ずこれをやるのだ。
これをやって初めて春が来るのだ。
春になるといろいろなものが出てくる。
鳥、花、虫、魚、花粉症、そして歌。
鳥の声が聞こえると、ついこの歌を口ずさんでしまう。

私  「鳥やないで~」
ちづる「違うんかい!」

毎年、これを繰り返すのだ。
これをやってこそ春なのだ。
春になるといろいろなものが出てくる。
鳥、花、虫、魚、花粉症、歌。
そして、こんなアホな夫婦も出てくるのだ。



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夕方、退屈だったので飲み屋にいった。
居酒屋と言うより「大衆酒場」といった感じの店だ。
ちょっと、遠いのだが、魅力的な値段に負けた。

メニューはおよそ80品目。
壁に札がかかっていて、売り切れると裏返される。
単純なものばかりだ。
「○○と○○の○○風○○、○○ソース○○添え」
なんてものはない。
「○○の○○」か「○○」だ。

今日頼んだのは
「湯豆腐」「かまあげ」「ぬた」「カマスの塩焼き」
この店の湯豆腐は名物で、夏でも冷奴より湯豆腐を注文する人が多い。
伊勢名物「伊勢うどん」風のたれがかかっているのだ。
「塩サバ」と「サトイモ」は裏返されていなかったのに売り切れだった。

注文を忘れたり、間違ったりはしょっちゅうだ。
しかし、怒る人はいない。
文句は言っても、最終的には「まあええわ」ですんでしまう。
「これ、ウチは注文してへんで」
と言う客があれば
「ほなら、ワシがもろとこ」
と言う客がある。

今日は隣に座った歯抜けのヒゲ親父が
「あんたは若いのに酒を飲むのやなあ」
と話しかけてきた。
カウンターに座るとたいがいこういうことになる。
テーブル派や座敷派と違って、妙な連帯感があるのだ。

つまみは前述の4品。
酒を4本で2800円。
ふふふ、これならまた行ける。



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今日はお出かけ、焼肉だ!
しかも、家計子さん抜きの夫婦水入らず。
つまりちづるのおごりなのだ。

最初、そのようなお誘いを受けたときに、ちづるはどうかしてしまったのではないか、と不安になったのだが、焼肉が食べられるならどうかしてもらってもいいのだ。
ああ、久しぶりの肉。
おそらく牛。

席に着いたら大きなナプキン。
いや、紙エプロンだ。
もうすぐにでもつけてしまいたいんだけど、肉も来ないうちからエプロンをしていると、久しぶりの肉に浮かれている事がばれてしまう。
ガマンガマン。

来た! 肉だ!
がるるるる。
怒涛のように食べまくる。
追加注文するまで紙エプロンのことを忘れてた。
だって一生懸命だったんだもん。

エプロンを首にかけて、再びがるる。
あっという間に、首のところがちぎれてしまった。
ま、それも仕方がない。
なにしろ気分はネコ科の暴れん坊肉食獣なのだ。
見た目はクマ科の雑食獣だが。

肉はもちろん、出てくるものがいちいちうれしい。
シイタケの×マークがうれしい。
タマネギの中心の部品がうれしい。
ユッケのタマゴが、ナムルのぜんまいが、
テーブルが一杯になるのがうれしくてたまらない。

ウハウハ気分でウガウガ食べていると、
「網をお取替えいたしましょうか」
と店員がやってくる。
このときだけ、紳士になって「うむ」とうなづくのだ。

私は別に網はそのままでいいと思うのだが、ちょくちょく交換に来る。
そのたびにテンションがちょっと下がる。
コンサートで総立ちノリノリの曲が終わって「席にお着きください」といわれているような感じだ。
でも、次の曲が始まったらまた総立ちだ!
やっほー!

ああ、食った食った。
まったく至福のひと時だった。
ちづるさん、ありがとう。ごちそうさまでした。
さて、次回は家計子さんが支払う番だな。

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私の中ではチョコレートはなめるものだ。
ほんのひとかけらを口の中に放り込み、体温と唾液でゆっくりと溶かしながら「あら気がついたらなくなってたわ」というものだ。
その他のバリエーションとして、
「あら、アーモンドが出てきたわ」
「あら、お酒が出てきたわ」
「あら、傘の柄が出てきたわ」
なんてのもある。

なのに、チョコレートをバリバリ噛み砕く人々がいる。
あのような濃厚なものをかじるなんて、私にとってはカレールーをそのまま食べるようなものだ。
イカの塩辛一気飲みみたいなものだ。
カルピスの原液かけごはんみたいなものだ。
・・・ちょっとそれたかな。

私には、チョコレートを噛むと歯の中にチョコレートがしみこんでくるようなイメージがある。
NHKの科学番組などで、顕微鏡の倍率をどんどん上げていくと、あらゆるものはあなぼこだらけだ。
きっと歯もそうに違いない。
つるつるのかちかちだが、拡大して拡大して拡大していくと、いつか穴ぼこだらけの姿を現すはずだ。

そこに、溶けかけたチョコレートがうにうにと入っていく。
甘いチョコレートはだんだん酸っぱくなってきて、歯を蝕み、すかすかの歯粗しょう症にしてしまうのだ。
うわー、考えただけで歯が浮く、知覚過敏になる~。

先日、会社のおやつにチョコとクッキーの張り合わせみたいなお菓子が出た。
マッチ箱ぐらいの大きさの板チョコに同じぐらいのクッキーが重なっている。
ぎりぎり一口、ぐらいのサイズだ。

もちろん私は噛まない。
口の中で懸命にチョコを溶かす。
ところが、チョコより先にクッキーが溶けてくる。
しかも、チョコのように「とろ~り」といった感じではなく、
「ぐずぐずに崩壊」してくるのだ。

チョコがまだ半溶け状態なのに、クッキーは完全液状化現象だ。
これがずっと歯に接触している。
なんだか歯に浸透してくるような気がする。

考えてみると、チョコはまだ許せる。
苦味成分は体に良さそうだ。
ポリフェノールも含まれている。
カフェインは、運動の30分前に摂取しておくと、体脂肪の燃焼に効果があるという話だ。
おそらく、チョコは歯にいい。

チョコはいいのだがクッキーはいかん。
特にどろどろクッキーは歯にしみこんで虫歯を作るに違いない。
こんなものは口の中に保存しては置けない。
まだチョコは溶け残っているが仕方ない。
咀嚼!
嚥下!

こうして私の歯はクッキーの魔手から守られたのだ。
あくまでも、私のイメージの問題だけど。



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今日は、毎月恒例のみそか寄席。
と書こうとしたら、もう日が変わっていた。

今回が第177回。
はじめて行ったのが、確か第31回だったはず。
なんと、もう12年以上も皆勤なのだ。
小中高と、学校に通った年数を越えてしまった。

その長い歴史の中でも、今日はかなり盛り上がった方だ。
落語三席のあと、普通なら大喜利なのだが、今夜は若手とベテランが落語論で白熱した。
もうそんなのがうれしくてたまらない。
舞台に飛び出していって「私はこう思う」って意見を述べたい。
今日はそうしてもよかったかも。
だって、お客は15人ぐらいだったし。

それはともかく、この日は運転しなければならないから、夕食時には酒を飲まない。
そのまま休肝日にしようと思うのだが、一杯飲む噺を聞いてしまうとたまらなくなって、帰って一杯ということになる。

今日は「ふぐ鍋」と言う噺で、舞台でうまそうに飲まれてしまった。
こうなると、もう虫を起こされてしまって、帰りにコンビニでつまみを買って一杯、ということになる。

落語が終わり、コンビニで買い物をして家に着いたのが午前0時。
それから一杯やって、風呂に入ると1時。
で、今が2時。

つまり、さんざん笑ったあと酒を飲んで風呂にいって文章を考えているのだ。
眠くならない方がおかしいぐらいだ。
と言うわけで、今夜はもう寝ます。

おあとがよろしいようで。


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