2005年06月

ここでは、2005年06月 に関する情報を紹介しています。
6月のみそか、恒例の寄席に行ってきた。

夏、ということで怪談じみた噺が中心。
トリは、夜な夜な墓場に出て行く若奥さんの噺だったのだが、月に一度、夜中まで外出している夫婦をご近所はどう思っているのだろう・・・

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かなりの長期計画でちびちびやっているかたづけ。
先日、絵の具を発見した。
すご~~く昔に買った絵の具があるのは知っていたが、いつどこでなんのために買ったのか、さっぱり覚えていない。

水彩絵の具だと思っていたのに、ポスターカラーだった。
正札が貼ってあって、1400円となっている。
全12色、まったくのサラピンだ。

最近の絵の具は(すご~~く昔に買ったのだが)チューブがプラスティック製だ。
だから、うしろからぐるぐる巻いてくることはできない。
しかもしゃらくさいことにチューブ表面の表記はすべて英語。
フン、12色ぐらい英語でもわかるわい。

と、思ったのに、普通にわかったのはブラックとホワイトだけ。
レモンイエロー、イエローディープ、ライトグリーン、コバルトブルーなどはなんとか。

<ここからは説明文のカタカナを読みました>

セルリアンブルーはとりあえずブルーだろう。
ビリディアンって聞いたことがあるぞ。
カーマインってキカイダーの怪人に使われてたな。
でもバーミリオン(オレンジっぽい)・モーブ(紫っぽい)・バーントシェナー(茶色っぽい)なんてさっぱりわからん。

とりあえず色がチューブに印刷されているからわかるけど、今の絵の具ってこんな風になっていたのだなあ。
(すご~~く昔に買ったんだけど)
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あんまり暑いので、部屋に敷いてあったカーペットをゴザに替えた。
なんとなく気分的にもフトコロ的にも涼しい気がする。

このゴザ、最近まで本の日焼け防止のために本棚に吊ってあった。
なぜカーテンでなくゴザか?
安かったのだ。

あれは今の家に引っ越してきてすぐのことだ。
確かあの日も暑かった。
休日の昼間、自転車であたりの探検に出かけ、ついでにホームセンターに寄った。

今でもホームセンターは好きだが、当時はホームセンターに行って手ぶらで出たことがないといわれるほどの衝動買い好きだった。
しかも、安物しか買わないという、銭失いの典型だった。

とりあえず暑かったので麦わら帽子を手に取った。
そのすぐそばにゴザがあったと思う。
麦わら帽子をかぶり、巻いたゴザを自転車の荷台に縛り、途中で買った缶ビールをかごに入れて家に帰ると、大工さんが物干しの取り付けに来ていた。
「こんにちわ」と挨拶すると
「おー、もう村に溶け込んどるの~」
と言われた。
そういうゴザなのだ。

冷房

昨日は暑かった。
畑仕事でバテバテ。
夕方、英気を養うために居酒屋へ行った。
帰宅後、すっかり寝てしまった・・・

目覚めたのは午前0時。
慌ててシャワーを浴び、歯を磨いて寝室へ。
すると今度は寝られない・・・
何度もトイレに行き、扇風機のタイマーは1時間ごとに入れなおし、枕はアイスノンにして、普段つけているマメ球も消す。

なのに寝られないのよ~。
なにしろ暑いのは大の苦手。
むかし、実家にいたときには庭石の上で寝ようとしたこともあったぐらいだ。
なにしろ両親が暑いの平気だったから、クーラー無しだったのよ。

今夜はクーラーをつけた。
今、パソコンも寝室に持ち込んで、寝転がって打っている。
さっき、ちょっとうたた寝してしまった。
キーに指を置いていたので
vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvvv
ってなっていた。
涼しいっていいなあ。

散髪

会社でもジムでも、話題といえばこの暑さ。
暑がりの私にはたまらない季節だ。
ジムの常連さんの一人は、あまりに暑いので足の毛を剃ってしまったそうだ。
それに触発されたわけではないが、今日はジムを休んで床屋に行った。

子供のころは親父の知り合いの床屋に行かされていた。
そこは動くと髪の毛を引っ張られるので嫌いだった。
親に猛然と反発して、町内の別の床屋に行き始めた。
しかし、そこは私が高校生になってもヒゲを剃ってくれなかった。

そのうち自宅がパーマ屋の同級生に切ってもらうようになった。
就職してからは、会社の人の奥さんがやっているパーマ屋に通った。
結婚して今の家に引っ越すと、近所に床屋があった。
そこではじめて床屋のすばらしさを知った。

ちゃんとひげを剃ってくれる。頭はガシガシ洗ってくれる。耳掃除をしてくれる。頭や肩のマッサージをしてくれる。鼻毛も切ってくれる。謎の熱線を当ててくれる。クーラーが効いている。
しかも動いても髪の毛を引っ張られない。

大人になってはじめて知る楽しみってあるのだなあ。
ここしばらく新本格派と呼ばれる日本人若手作家の本を立て続けに読んでいる。
トリックだストーリーだは別にして、どうも気になることがある。
文中に予告めいた記述が入るのだ。

「このあと○○は、恐ろしい惨劇に巻き込まれることになる」
「これが××の姿の見納めになろうとは知る由もない」
「○○のこの行為が、後の推理に重大な影響を与えることになる」

ストーリーにのめりこもうとしている読者にとっては不愉快極まりない。
なぜなら「オレはこの先どうなるか知ってるぜ」ってヤツが小説の中にいることになるからだ。
結局それはストーリーの作り物宣言。
興ざめもいいところだ。

これはバラエティー番組のCM前のモザイクと同じだと思う。
どきどき感をあおろうとして、うんざり感の方がアップしてしまう。まさに逆効果。
いわば怪談で人を怖がらせる力量のないヤツが、突然大声を出して驚かそうとするようなことだ。
もっとストーリーや描写でどきどきさせんかい!


・・・と、本を読むたびにこのような感想をちづるに言う。
どうもちづるはうんざりしているようだ・・・

気温が上がってきた。
すると、出てくるのは汗と虫。
仕事場にも蚊やらハエやらが現れ始めた。

殺虫剤を吹くと人間にも悪そうだし、虫が現れるたびに吹かなきゃならない。
なので、ハエ取りリボンを仕掛けた。

昔懐かしい、というような気がするが、仕掛けるのは初めてだ。
ちょうどフィルムぐらいの大きさの紙の筒でわっかがついている。
見た目は花火みたいで、底に紙の受け皿がついている。
そちらにリボンが伸びるのだと思って引っ張ったらちぎれた。

もう一度説明書を見ると、わっかを引っ張るように書いてあった。
「ひねりながら・・」という説明がよくわからなかったのだが、
引っ張ってみて始めて気づいた。
そのまま引っ張ると、リボンが広がらずこよりのようになってしまうのだ。
気づいたのが途中だったので上半分はこよりになった。

しかし、こんなにねばねばしたものがよく素直に出てくるものだ。
ついエイリアンを思い出してしまった。
まあ、私は何を見てもエイリアンを思い出すのだが。

次の日、ハエが一匹かかっていた。
それを見て思った。
この世で最もくっつきたくないものはこれだ!と。

毎日つけている「今日食べたものノート」
書く項目は五つ。
M>朝食。ほとんどシリアルとみそ汁、プラス弁当の残りだ。
L>昼食。バナナと種ミックス。最初「E」だと思ってた。
D>夕食。ビールや焼酎はすでに「B酎」と略されている。
O>その他。つまり、おやつ・間食・つまみ食いだ。
T>トレーニング。胸筋・肩・腹筋などジムで鍛えた部位を書く。
そのほかに、毎日の体重を書いている。

ここに書くのは風呂に入る前の体重だ。
毎日同じ状況で計らなければ意味がない。
種ミックス生活を始める前から、書いてはいなかったが毎日計っていた。
こうなったら数字を言ってしまうが、ここ数年の体重は、
ほぼ77~78kgだった。
そして、「今日食べたものノート」に記されている最軽記録は
70kgちょうどだ。

実は、瞬間最軽記録は68.5キログラム。
ジムで汗を流した後の記録だ。
他にも畑作業の後に70㎏を切ったことがある。
しかし、その日も公式に認定された記録は70㎏を超えているのだ。

なぜか?
わかっている、夕食を食べるからだ。
また体重がそんなに減るほど汗をかいた日は、ビールがうまいのだ。
70㎏の壁、それを超えられる日が来るのだろうか。
もし69.5㎏になれたら、ノートには69㎏と書こう。
いやなに、169.5の身長を170と公言している分ですよ。

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判断

仕事中、事務所から内線がかかってくる。
「○○さんの配達、もう出た?」
先方から電話がかかって来たのだ。
このときの判断が難しい。

わが社の答え方としては
A「もう出発してます」
B「もうすぐ出発します」
のどちらかだ。

このどちらを選ぶかが難しいのは、お客さんからの電話には二通りのパターンがあるからだ。
1「ずっと待っとるんやぞ。まだかー!」という催促。
2「もうひとつ頼みたいものがあるんやけど」という追加注文。

さらにめんどくさいのは
イ「実際に出発している」
ロ「実際に出発していない」
がからんでくる。

A>1やB>2の場合は話は簡単だ。
しかしBと答えて1だった場合は「まだ出てないとはどういうことじゃー!」と怒られるのは必至だ。
Aと答えて2だった場合、さらにロだった場合、せっかく間に合ったのに荷物を2回に分けて配達品ければならない。
まあ、最近は「ケータイで呼び戻した」という言い訳が通るけどね。

一番困るのは
「○○さんから催促の電話がきたんやけど」
「もうとっくに出発してます」
「じゃあ、もうつく頃やな」
「もうつくと思いますよ」
と、事務所に言った後、配達の男が便所から大あくびで出てきた、という場合だ。

今日は晴れたので自転車で出勤した。
朝のラッシュは車だけではない。
自転車も混雑する。
圧倒的多数は高校生だ。

特に会社近辺は黒潮のような制服の流れだ。
私から見ればまさに『群れ』である。
ちっぽけな私は、時にはこの群れに逆らい、時には群れに流されるように自転車をこいでいるのだ。

ある日、ふと思った。
私は高校生のここの区別はつかない。
しかし高校生から見たら、私は目立っているのではないか?
そして高校生の習性から考えると、あだ名をつけられているのではないか?
自分が高校生だったと時のことを思い起こしてみよう。
・・・・・・・・
やっぱり、つけられてる~~~

街中に入るまで、私はかなりのスピードで走っている。
高校生もどんどん追い抜いてくる。
『マッハ』とか呼ばれてたらどうしよう。
「かっこいいじゃん」なんて言ってはいけない。
高校生が「今日マッハ見ちゃった」などといったらそれは蔑みの言葉なのだ。

私は無精ひげが伸びていることが多い。
『モリゾー』なんてタイムリーなあだ名だったらどうしよう。
いつもショルダーバッグを提げているから『ショルダーマン』
しょっちゅうゴマを食べているから『セサミ』
野菜を作ってるから『ベジ太』

しかしなんといっても恐ろしいのは・・・
『こみ』と呼ばれていた場合だ。

歴史

古い写真を年別に分けてCDに保存するという作業がやっと終わった。
中学時代からデジカメを買うまでの膨大な写真。
まさに私の歴史である。

スキャナが多くても一度に4枚しか読み込めないので、かなりじっくりとすべての写真に目を通すことになった。
いろんな人、いろんな場所、いろんな出来事とともにいろんな自分が写っていた。

髪の長いワシ、短いワシ
太っているワシ、小太りのワシ
ファッションセンスの悪いワシ、けったいな服装のワシ

しかし、写り方はだいたい三つに分類された。
誰かと肩を組むワシ。
ふざけているワシ。
ふざけ疲れているワシ。

まさか消したい過去がこんなにあるとは・・・
どうしてこの日記は、ぎりぎりにならないと書けないのだろう。
ぎりぎりになっても書けないことも多いけど・・・
余裕のあるときは何も思いつかず、別のことをしてしまうのよね。

ああ、今日も日付が変わってしまった。
ジムで張り切りすぎたのもあって疲れとる。

寝よう。
この日記の日付を昨日にして、歯を磨いて、今日食べたものノートをつけて、読み終わった本ノートをつけて、軟膏を塗って寝よう。

すいませんね、手抜きで。
きのう入梅で今日は晴れだ。
貴重な晴れということで、ともかく畑の草取り。
気がついたら、すっかり昼をまわっている。

家に帰ったら耳寄り情報。
ちづるの実家の町で粗大ゴミの回収をやっているらしい。
先日、新しい自転車が手に入ったので、古い自転車の処分を考えていたところだ。
さっそく車に詰め込んでちづるの実家へ。

下駄箱と小さいテーブルをさらにねじ込む。
なにしろ畑道具を積んだまま来てしまったのだ。
なんとかドアを閉めて集積場へ。

ここでは厳しい目が光っている。
よその地区からの持ち込みや、リサイクル法に引っかかるものの持ち込み。
ちゃんと分類して置いているか。
さらには使えるものを拾っていく人の目もある。

車を止めるとさっそく仕切りのおばさんが寄ってきた。
「自転車はそっち、下駄箱はこっち」
いわれたところへ運んで戻るとおばさんが悩んでいた。
「これはどうしたらええんやろなあ?」

違う違う、それはワシの畑道具じゃ!
ワシの宝のクワやスコップやレーキ。
どう見たって、粗でも大でもゴミでもないでしょ。

で、写真は今度もらった折りたたみ自転車です。


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最近、ゴマをよく食べる。
昼食は相変わらずバナナと種ミックスなのだが、それ以外の時間にもゴマを食べることが多くなった。

仕事中も小腹が減ったときや口寂しいときに小さじにいっぱいぐらいのゴマを口に含む。
そして、なるべく一粒ずつ犬歯で噛み潰していくのだ。
これで一時間近く持つ。

問題がひとつある。
ゴマの順番待ちだ。
一粒ずつ噛むので、それ以外のゴマはどこかで待っていなくてはならない。
ほっぺたの方に収納すると、犬歯まで持っていくのが大変だ。
しかもつい奥歯で順番待ちのゴマを噛んでしまう。
奥深くはいってしまって出てこないこともある。

そこで私は上前歯と上唇の間に収納している。
ここは出し入れが楽で、噛みミスが少ない。
唯一の弱点といえば、変な顔になることだ。

鼻の下がぷっくり膨らんで、まるで「猿の惑星」だ。
ゴマの量を減らせば、猿の惑星ほどではなくなるが、なんとなく猿っぽいということになる。
昼休みに車で本など読んでいると、けっこう道から見えている。
道行く人が「おや、猿っぽい人が本を読んでいる」と思っているかもしれない。
顔が猿っぽい上にずっと口がもごもご動いているのだ。
しかも、ゴマの前にはバナナを食べていた。
ひょっとしたら、ゴマを噛み潰していたのは犬歯じゃなくて猿歯なのかもしれない。
今日はジムを休んだ。
昨日が定休日だったので連休だ。
自主的に連休にしたのは久しぶりだ。

まず本屋に寄った。
スーパーで種ミックスを買った。
帰宅して、エゴマの苗の植え替えをした。
しかし、これらはジムを休んだ理由ではないのだ。

というわけで、手を洗って肉じゃがの製作開始。
なにしろ材料がいっぱいあるのだ。
ちづるが新たまと新じゃがをもらってきて、私が実家でもらった牛肉があって、なんとニンジンの買い置きまであったのだ。
もし、カレールーがあったらカレーになっていたかも・・・

いやいやそんなことはない。
その年最初の新たま新じゃがは肉じゃがに限る。
カレーは肉じゃがの次だ。たぶん土曜日だ。

ぐつぐつ煮ながら洗い物をしていたらちづるが帰ってきた。
手には大きなタッパーを持っている。
「実家に寄ったらカレーをもろた~」
さらに、スーパーの袋も持っている。
「安売りだったので、おかずを買うた~」
今夜のメニューはイカフライとカレーと肉じゃがになった。

昨日はジムが休みだったので、飲みにいってしまった。
だから今日はやめとこうと思っていたんだけど、やっぱり飲もう。
自転車がもう一台ほしい。
そう思ってどのぐらい経つだろう。
花見や祭りのときに自転車は最適だ。
だが、二人乗りをするのは法律的に重量オーバーだ。
やはりもう一台、しかも収納のことを考えたら折りたたみ式に限る。

いいのがあったら買おうと思っていたのだが、なかなかいいのにめぐり合えない。
「安けりゃいい」か「どうせ買うならいいものを」でも迷いがあった。
雑誌やカタログを見ると、素敵な自転車が鳥肌の立つような値段で売っている。
ホームセンターに行けば、おもちゃのような自転車がおもちゃの値段で売っている。
「悩まなくなったら買えばいい」という考え方もあれば「早く買って早く使い始めた方が得」という気もする。

そんな話をしていたら、会社の同僚がいらない折りたたみ自転車があるのでくれるといいだした。
「ただでくれるならなんでもいい」迷いはなかった。

2~3年、軒下に放置してあったというがパンクもしてないしライトも点いた。
多少さびてはいるが、走るには支障はない。
今度の休みに磨くとしよう。

これで自転車分の予算が浮いた。
せっかくだからほしかった体脂肪計でも買おうかな。
いや待て、買う前に会社で話してみよう。
誰かの家の軒下に眠っているかもしれない。
いや別に体脂肪計でなくてもいい。
3人用のテントでもいいし、小型のデジカメでもいい。
何なら現金でもいいぞ。

ふた

ちづるが実家から梅酒をもらってきた。
「ビンのふたが開かなくなったからあげる」ということらしい。

ここはひとつ、いいとこを見せなくてはいけない。
なにしろ、もう4年もジムに通っているのだ。
ビンはかなりの広口、もとはハチミツと見た。
任せておけとばかりに袋から取り出し、一気に力を込める。
「はうっ!」

2回目の挑戦は、ちょうどテレビがコマーシャルになったとき。
先ほどは力の込め方に遠慮があった。
というのも、中身が液体だからだ。
むやみに力を込めても、開いた瞬間こぼしてしまっては意味がない。
私の脳の理知的な部分が、パワーにセーブをかけたようだ。
今度はこぼさないように台所にビンを置いて挑戦する。
「ふんぬっ!」

3回目の挑戦は風呂に入る前。
こういう勝負は一瞬でカタをつけなくてはいけない。
しくじった場合、両手はかなりのダメージを受ける。
そのあとすぐは、何度挑戦しても開かないのだ。
勝負は一瞬、チャンスは一度。
もうこぼしてもいい、つるっと滑ってビンごと割ってしまってもいい。
それほどの気概で挑んだのだ。
「ぬがっ!」

あ、今までと音が違う。
ミシメシいっている。
動く、ふたが動く、これは開くぞ!
ペコッと音がしてビンに空気が入った。
やった!開いたぞ!
心の中では絶叫ながら実際には平静を保って
「開いたよ」とちづるに伝える。
むふむふである。

長く封印されていた芳醇なる香り、これを得られるのはふたを開けたものの特権である。
頑固だったビンのふたをとり、その香りを胸いっぱいに吸い込む。
う~~ん、お義母さん・・・
梅酒の前にはラッキョを漬けたね。

イス

私の部屋には床屋さんでもらったダンベルがある。
このダンベルを有意義に活用するために、小さなイスがほしくなり、地元ショッピングセンター内の店に行った。

そのイスは、以前その店を訪れたとき心の「お気に入り」に入れておいたやつだ。
よく見ると、なんだかペットっぽい。
今にもこちらに走りだして、じゃれてきそうだ。
人間、小柄な四本足には弱いようだ。


センター内の別の店も覗いてみた。
巨大な吸盤を裏返したようなイスがあった。
ちょっと、エマニエル婦人を思い出すような形だ。
このイスで本など読みながらうたた寝したら気持ちいいだろうなあ~、というようなイスだ。
しかし、19800円もする。
しかも、ダンベル運動には向いていない。

私が買ったペットイスは1050円。
この店はふしぎな雑貨がいっぱいあってみんな安い。
ちょっとそそられた600円のハーモニカの売り文句がいい。
「挫折しても惜しくない値段!」
素敵なコピーだ。
で、私はダンベル運動用のイスを1050円で買った。
ダンベル運動のためなら1050円ぐらい惜しくない。s-117_1758.jpg