世間話

ここでは、世間話 に関する情報を紹介しています。
スキンヘッド3号にイエローカードが出た。
女子のおしりを触ったのだ。
以前からその傾向はあったのだが、ある日酔っぱらった勢いで女子に嫌われてしまった。
それをオーナーから注意されたらしい。

その3号が先日、早番を上がったMえをお好み焼きに誘っていた。
私はSP役としてMえに声をかけられたのだが、とてもお好み焼きは食べられない。
もっと軽い物ならという話になったのだが、3号は譲らない。
ポイントを溜めているし、その店が自宅に近いのでそのまま送ってほしいのだ。
しかし、結局Mえは首を縦に振らず、3号はとぼとぼと一人で帰って行った。

ここで3号もこう思っていたはずだ。
こみと二人きりで公民館に行くMえが、どうして自分と二人でお好み焼きに行かないのか。
おしりを触ったからだ。
女子は、女子のおしりを触る人とはなかなか二人きりになりたがらない。
それほどおしり触りの罪は重いのだ。


この状況に触る派の男子どもは口をそろえてこう言うだろう。
「減るもんじゃなし」
むしろ減るのなら触って欲しいという女子もいるかもしれない。
問題は触ることではないのだ。

例えば、女子が女子のおしりを触ったとして嫌がられるだろうか。
あるいはロボットのアームだったら問題になるだろうか。
つまり、おしりを触る行為自体は、痛いとかかゆくなるといった実害はないのだ。
では、どうして女子はおしりを触られることをあれほどまでに嫌がるのか。

私は女子ではないので想像するしかないのだが、一つの推論を持っている。
女子は、おしりを触られているところを人に見られたくないのではないか。
「あの人、おしり触られてる」と言われるのが恥ずかしいのではないか。
なぜならそれは『おしりを触ってもいいと判断されている人』と思われるからだ。


では、どんなシチュエーションでも男子は女子のおしりを触ってはいけないのか。
実はたった一つ、それが許される状況がある、と私は思っている。
それはモテ男。
そいつが現れると店中の女子が浮足立つような色男だ。

「しばらく来てくれなかったじゃないの、いじわる」

「ふふ、ちょっとな」

ってな感じでやってきた男が、落ち着いた頃一人のおしりに一度だけスッと触れる。
数人にとか、何度もやってはいけない。
触られた女子は「いやん、エッチ」とか言って、ぺちんと叩いたりして、
でも裏に行ったら、
「あの人に触られちゃった」とか言って、周りの女子に、
「あらいいわね、うらやましい」なんて妬まれちゃうのだ。

この場合だけ“おしりを触ってもいいと判断されたこと”がプラスに働く。
それは、アイドルからの特別扱いだからだ。

で、彼はちょっと飲んだらすぐお勘定をして、
「あらもう帰っちゃうの」
「まだ行っちゃイヤ」
となごりを惜しまれながら去っていく。
そういう男に私はなりたい。

何を言っとるのか、ワシは。






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生命すら感じない
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世間は狭い、とはよく言われる言葉だ。
まったくの他人だと思っていた人が、思わぬところでつながっていたりする。
ましてや、居酒屋などという不特定多数が集まる場では、
意外な人間関係がある日突然明らかになって驚くことがある。


例1
スキンヘッド1号が、ウチの会社の近くに勤めていて、毎日前の道を通っていた。

例2
居酒屋の常連、Sやんがちづるの遠い親戚だった。

例3
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
私と3号の写真がインスタグラムにあげられていた。

例4
スキンヘッド3号が声をかけた女の子が、会社のSちゃんの友達で、
ウチの会社の裏のアパートに住んでいた。

このように、あの人とあの人がつながってるの?
と驚くようなことはよくあるものだ。
それにしても昨日は驚いた。


Mえはご両親が離婚されていて、母親の実家に住んでいる。
お父さんとは今でもラインや電話で仲良く話したりしているらしい。
昨日はお父さんが使う方言のことが話題になった。
お父さんの実家は、私の実家のある市のとある離島だ。
その島出身の同級生もたくさんいるので、聞けばわかるかもしれない。

お父さん情報を聞いていくと、興味深いことがわかってきた。
私より二つ年下。
私と同じ高校。
私と同じクラブ活動。

ん?
となると、私の後輩にあたるのではないか。

Mえはお父さんに電話して、私の名前を聞いてみる。
知っているという。
私は、弟にメールを送る。
弟は二つ年下で同じクラブだった。
知っていた。

なんということだ。
Mえは私の後輩の娘なのだ!

これがわかってMえは大笑い。
「お父さんの先輩に公民館で恋愛相談しとった~」

本当にうかつな事は言えない。
知り合いは身近にいる。






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なんのコードか
今日は焼き肉の日だ。
スキンヘッド1号が、とある焼き肉店のお食事券5千円分をゲットしたのだ。
タイミングよく会った私は一番に誘ってもらった。
メンバーをそろえて日にちを決めてくれることになった。
1号は、いつもの居酒屋ではこういうイベントのリーダー格なのだ。

次にいつもの居酒屋で会った時、二人で座敷に座るとすぐその話が始まった。
まず、肉好きのAりに話をしたら、即参加表明したらしい。
その店はおいしいと評判なので行ってみたかったのだそうだ。
そんなわけで、Aりが都合のいいこの日に行くことに決まった。

Aりが来るなら相棒のMえも呼ぶし、Kちゃんだけ呼ばないわけにはいかない。
そして1号と一番付き合いの長い2号で、男女3対3のベストメンバーが決まった。
それはとてもいいことなのだが、なんだか雰囲気がおかしいぞ。
というのも、こんなおいしい話はことが済むまで内緒のはずだ。
なのに1号は周りの人にも聞こえるように話している。


これを耳にした3号が、
「今度はどこに連れてってくれるんや」
と言い出した。
それに対し1号は「知らん」と突っぱねた。
これはあからさまな『あんたは誘わん宣言』ではないか。

3号と言えば有名な寂しがり屋だ。
以前、私が1号と二人で新しくできた網焼き屋に行ったとき、
「みんなで行ったらええやないかー」
とすねたものだ。
どうしてそんな人にわざわざ聞こえるように言ったのか。

これは、3号の言った「連れてってくれる」という言葉がよくないのだ。
1号は確かによく遊びに行く企画をし、幹事をしてくれているが、
「オレは幹事の係か」と怒っていることも多い。
私はその気持ちがわかるので1号の味方だ。
「誘ってくれ」と言っている人たちは、1号を誘ったことがあるのか。


以前、市内で有名な居酒屋が改装オープンした時、1号は5人ほどで行ったらしい。
それを聞いたある常連が「ワシも連れてって」と1号にお願いした。
この時も1号はあとで私に、
「行きたかったら勝手に行きゃいいやないか」
と怒っていた。

そりゃそうだ。
結局その常連の言っていることは、
「若い女の子も誘って、段取りが整ったら自分も呼んでほしい」
と言っているのと同じなのだ。
1号は雑用で自分はトノサマか。

大勢で行くときもあれば、こじんまりと行くときもある。
女の子が一緒に行くとなるとみんなもちろん行きたがるが、
そういう時に参加したければ、自分も企画したり誘ったりしなくてはならない。
それをしない人は準レギュラー扱いになってしまうのは当然だ。

ちなみに私は女子を誘う時は他の誰にも声をかけない。
女子が「あの人も呼ぼう」と言ったら賛成するだけだ。
なので一部のおっさんからは「コソコソ男」と呼ばれている。

しかし何が一番いけないって、
スキンヘッドグループが1号から4号まで独り者だということだ。
だからヒマだし寂しいのだ。
みんな奥さんを持つといいのだ。
そしたら行きたくない集まりの時は「奥さんが…」という言い訳もできるのだし。





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引くのか抜くのか
去年から居酒屋のバイトに来始めたKさん。
そしてその友人のQちゃん。
私はこの二人の性格を第一印象で真反対に受け取っていた。

Kさんはスラリと背が高くて冷静そうなタイプだ。
以前アドレスを教えてくれた時も、紙に書いた番号をポンとカウンターに置き、
「登録して」と一言。
なんてかっこいいんだろう。
私はKさんを『シャーペンの芯一本で敵スパイを音もなく始末できる人』と評した。

片やQちゃんは、丸顔でニコニコしててかわいいタイプ。
初めて会ったのは、Kさんの歓迎会のカラオケに呼ばれて来たときだ。
それだけなのに、次に居酒屋に来た時は両手を振って「おーい」と呼び掛けてくれた。
なんと気さくで人当たりがいいのだろう。
私はQちゃんを『Kさんに甘えるお茶目さん』だと思っていた。

二人の関係のイメージが出来上がったのは公民館だ。
Qちゃんが私を送ってくれて、公民館で話していたら、
「待ち合わせ時間にいないけどどうしたの?」とKさんから電話がかかってきた。
「今、公民館で…」と言い訳するQちゃんとそれを聞いて爆笑するKさん。
Qちゃんがうっかりしてて、Kさんがそれを笑って許す、というコンビだと思った。


これが全く違っていた。
最初にわかったのは、Kさんが私の不要なコタツをもらってくれるという話になった時。
LINEでその打ち合わせをしていると、Qさんが飛び込んできた。
「ちょっと失礼」と私に前置きをしておいて、Kさんに説教が始まる。

「あんたは何でももらえると欲しがって、そのままほったらかしやろ!
 家をちゃんと片づけてから言いなさい!
 こみやん、だからちょっと待ってあげてね」

この後居酒屋に行ったとき、Kさんが私のところに来て、
「ごめんなさい、Qちゃんの言う通りなの」と謝ってくれた。
いやはや、この二人の関係は、私の第一印象とは二重の意味で真反対だった。
というのも、うっかりしてるのはKさんのほうで、
Qちゃんは決してそれを笑って許しはしないのだ。

ともかくQちゃんがKさんを叱るときの言葉は強烈だ。
「あのくっそ汚い車に忘れてやがった」
「だいたいこのざまや」
「あんたという人は~」
「こういう女や!」

叱られるたびに、Kさんはしょんぼり頭を下げるだけだ。
あれだけきつい言い方をされたら、友達とはいえケンカになりそうなものだが、
Kさんは爪の先ほどもQちゃんのことを悪く言ったことはない。
「また怒られたそうやな~」とからかっても、

「違うの、私が悪いの」
「Qちゃん怒るけど、それ以上に励ましてくれるの」
「Qちゃんはいつも私のことを考えてくれてるの」
何がシャーペンでスパイを始末する人だ。
むしろKさんの方がカワイイタイプではないか。

そして、どれだけ怒ってもQちゃんはその場限りだ。
まるで竹をカミソリで割ったようにサッパリした性格なのだ。
だから、なんだかんだ言っても名コンビなのだろう。
ふたりとも『名コンビ』と言われるととてもうれしいという。


で、こんな二人とお付き合いしててわかったことが一つある。
私は、怒られる側の人間だということだ。





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トリオではダメなの?
居酒屋で最も嫌われるベスト3が、
・自慢話
・オチのない昔話
・説教
の三つだ。
今私の頭の中には3人の代表者が浮かんでいる。

その逆、最も居酒屋で尊敬され、地位が高いのはどういう人か。
ウケる人である。
だから常連たちはみな、ただひたすらウケるために研鑽を重ねている。
数を放っているだけでは『スベる』という真逆の結果になることがある。
凍り付いた空気のカウンターに座っているのは地獄の苦しみだ。


ウケるために必要な要素は二つ。
一つは瞬発力だ。
現場で何か起こった時、とっさに反応する能力が必要だ。

ある日のこと、遅い時間に常連Fがやってきた。
なにやら目立つ短パンを穿いていたので私はこう言ってやった。

「なんやその半ズボンは!」

この一言が後ろの座敷にいたアベックの彼女にハマった。
仲間内以外の偶然いた人にウケるのは最高に気持ちがいい。
彼女が笑えば笑うほど、私の鼻は高くなり、Fは恥ずかしくなっていくのだ。


もう一つの重要要素は蓄積だ。
使えそうな面白いことが頭に浮かんだら、それを保存し、常に使える状態にしておく。
おもしろいからと言って、話の流れが違う時にムリヤリぶち込んでもウケない。
自然とやってきたベストチャンスにシャープに短く言わなければならないのだ。

飲み仲間に「オオタさん」という人がいる。
ある夏の暑い日、この人のセリフを私は見逃さなかった。

「今日は暑かったから水ばっかり飲んでいた」

「じゃあ、ウォーターさんですな」

横にいた常連さんにウケて、おまええらいと褒められた。
しかしこれ、瞬発力のようでいて、ずっと温めていたのだ。
おっさんはこんなダジャレは常に考えている。


さて、ウケる中でも最も派手なのが、Mえをからかう、というやつだ。
バイトのMえをうまいこと扱えると、カウンター全体が一斉にウケる。
これが気持ちいいのだ。
だから、Mえに言えそうな面白いことはいっぱい溜めこんである。

ただし、このMえいじりには恐ろしいリスクがある。
うまいこと話題を持って行って、前フリが完成してさあここでオチ。
というタイミングで後ろの座敷から、

「すいませーん、生ビール追加」

などということがある。
なにしろ、どんな面白いネタでも、注文にはかなわないのだ。
Mえは「はーい」と答えあっちに行ってしまう。
残されたカウンターの私は、極寒の無重力真空空間を漂うだけなのだ。






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元からすべりやすいのに