世間話

ここでは、世間話 に関する情報を紹介しています。
最近、いや、もうずっと前から暗いニュースばかり見ているような気がする。
戦争、犯罪、自然破壊、嘘、金、権力…
一個人としては腹を立てたりくやしがったりするしかない。
それを“人間”という大きなカテゴリーで考えると、
我々はなんて愚かな存在なのかと落胆するばかりだ。

人間はどうしてこんなにも愚かなものなのだろう。



サイフの小銭に5円玉と1円玉が一枚ずつあるのは知っていた。
それを把握していたのは百円ショップにいたからだ。
消費税が8%である限り、一品に付き8円の半端が生じる。
小銭処分したい男の私は、百円ショップに行くときは小銭を数えておくのだ。

欲しかったのは保温のランチパック。
野菜を会社に持って行くのに保冷剤が必要になってきた。
とはいえ大きな保冷バッグではリュックの中でジャマになる。
なので紙袋タイプのがほしかったのだ。
これなら袋の口をクルクルと巻いていけば小さくできる。


これだけが欲しくてショップに入り、私は頭の中で計算していた。
どうしてそんな計算の仕方をしたのか、今でもわからない。
7個×8円で56。
7個買えばハンパの6円がちょうどなくなる、と思った。

とはいえ7品も買うものはない。
欲しいのはランチバッグだけなのだ。
では6品だったらどうか。
6×8=48。
ハンパが6円あって8円の買い物をしたら残りは8円と増えてしまう。

ここで気付いてもよかったのだ。

5品だと半端は無し。
6円を減らすことができない。
4品だと8×4=32円。
5円玉と1円玉一枚ずつが、1円玉4枚に増えてしまう。

8×3=24円。
5円玉と1円玉一枚ずつが、1円玉2枚になる。
枚数は同じで軽くなる。
よし、これで手を打とう。

どうして、手を打ってしまったのか。

問題はあと2品何を買うかだ。
お昼の野菜を食べるための割り箸を選んだ。
他の店で買ったら70本入りだったのにここには50本入りしかないが仕方ない。
あと一品、迷いに迷ってコーンの缶詰を買った。
野菜サラダに入れるのだ。

ああ…






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暗算しなさい
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「あ、次の水曜日は金属の日や」
とちづるが言った。

キミが鋼を好きだと言ったから6月6日は雨ザーザー降ってきて

などと誰かが和歌を詠んだ記念日ではない。
この地区の金属ゴミの回収日だ。
私はこれを待ち望んでいた。

月に一度ぐらいは金属ゴミの日があったはずだ。
だが、ちづるは私にないしょにしているし、私はゴミ回収カレンダーを見ない。
だから私の部屋の邪魔な金属はずっとそのまま居座っていた。
いや、むしろ増えているぐらいだった。
あれがやっと処分できるのだ。


前日の火曜日、

「明日は金属の日やでな」

とちづるに言われた。
忘れていた。
火曜の夕方には回収用のかごが公民館に並べられ、
処分したいものは好きにそこに入れればいいらしい。
しかし、火曜日は飲みに行く日ではないか。

なあに大丈夫、水曜日の朝、出勤するとき入れに行けばいいのだ。
ちづるの話によると8時半までに出しとけよー、と区は言っているらしい。
8時半から仕事が始まるのだから遅れるはずがない。
ただ、酔っぱらって帰ってきて、「明日やでな」とちづるに言われた時は、
すっかりそのことは忘れていた。

翌朝、

「今日やぞ」

と言われた。
忘れていた。
幸いというかこの日は雨ザーザー降っていたので車で出勤する。
手に金属を持って歩いて行かなくていいし、出発時間までに余裕がある。

部屋に行って処分したいものを玄関に運ぶ。
まずはネジになった金属の棒が数本。
以前アングルで棚を作った時、補強のために使ったものだ。
あと、某氏にもらった謎の美容グッズ。
ギターを弾かないのだから、ギターを弾くときに足を載せるものもいらない。
ギターを立てておくものももういいや。

車に積み込むとき、庭にあるものも忘れてはいけない。
畑仕事をするとき、座ったまま移動できるタイヤ付きの椅子だ。
ほぼ金属だからおしりが痛いし、農家規模じゃないからそこまで腰を守らなくていい。
どちらかというとポリタンクの水を運ぶのに使っていた。

これらを積んで車で出勤。
すると公民館のかごはすべてカラだ。
回収は終わってしまったのだろうか。
でもかごは出てるし、まだ時間にはなってない。
どの家庭にも偶然金属ゴミが無かったのだろうか。

とりあえずかごにゴミを入れて、出勤してからちづるにLINEで訊いてみた。

「カゴが出ている間は大丈夫」

よっしゃ、これでやっと片付いた気持ちになれた。
となると欲が出る。
会社に置いてあるアレやコレも出しとけばよかったなあ。





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分解しなくていいのかな
どうやら私の職場はおみやげやら差し入れやらをもらうことが多いらしい。
今週に入ってからでも、有名チーズタルトに有名バームクーヘン、
京都のおみやげに下呂のおみやげと目白押しだ。
事務所の子たちがやたらお出かけするし、ケーキ屋さんのお得意も多い。
で、もらったスウィーツ写真をLINEで送って、女子に憎まれたりしている。

昨日はスウィーツの材料をもらってしまった。
生玉子だ。
これはちょっと仕事の合間にちゅるりと、という訳にはいかない。
家に持ち帰るしかない。
しかし私はリュックサックを背負っての徒歩通勤なのだ。

もらった玉子はレジ袋に入った新聞包み。
手で触った感じでは、スーパーで売っている玉子パックの存在を感じない。
どうやら直に新聞紙で包んであるだけらしい。
これは慎重に歩かなければとんでもない事態に陥る可能性がある。
私は『恐怖の報酬』という古い映画のことを思い出していた。


自宅への帰路を歩きながらふと考える。
この世で何が一番、玉子まみれだったらいやだろう。
玉子まみれが嫌われる理由は三つであると分析した。

ぬるぬるする。
乾いてカピカピする。
あとで臭くなる。
そういうことではないだろうか。

この想定で考えついたのが、衣類と電化製品だ。
衣類の場合、三つのうちどの状態になっても気持ち悪い。
電化製品だと、使うときの気持ち悪さに壊れる心配がからんでくる。
これでほぼ決まりだろうが、もうちょっと深く掘り下げてみよう。

長距離バスの自分の席が玉子まみれだったらいやだ。
なにしろ先が長い。
プラス、シートがベルベットなタイプだったら、肌触りを考えたら鳥肌が立つ。

畑が玉子まみれなのも恐ろしい。
耕せば耕すほど、土が玉子ごはんみたいになっていくのだ。
おそらく乾いたら根に酸素が送られなくなってしまうだろう。

貯水池が玉子まみれなのは気持ち悪い。
それが混ざったり攪拌されたりしながら蛇口から出てくるのだ。
絶対に泡立つだろう。

あせも用のベビーパウダーも気持ちが悪い。
なにしろ粉末だし、つけるのが風呂上がりで寝床に入る前なのだ。
あせものままでいた方がましだ。


そんなことを考えながら抜き足差し足で歩いて自宅に着いた。
大事故はないようだが、やはり漏れた白身で新聞紙が濡れている。
一個ずつ検品しながら冷蔵庫に入れていく。

が、割れた玉子が発見できない。
微妙なヒビがはいっているのだろうか。
でも、そのまま保存したんでは傷んでしまうのではないか。
おいおい、どれやねん。
いっそ、はっきり割れとってくれー!





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生は描きにくいし
私は、ありとあらゆるものの買い物を、

「いらっしゃーい」

「これくださいな」

「毎度ありー」

と済ませたい人間だ。
だから靴の試し履きをしたり、パンを6枚に切ってもらったり、
視力を測ってフレームを選んで「UVやBLをカットするレンズもありますよ」
などと悩まされてメガネを買ったりするのが大嫌いだ。

もちろん、車もそうやって買ってくるつもりだった。
いや、すでにいろんな手数を踏んで買ってある車をもらって来るだけだ。
自分の古い車を置いて、新しいのをもらって来ればそれでいいはずだ。

なのに「さあさあどうぞどうぞ」とテーブルに案内され、
あれやこれやと確認をさせられ、いくつかサインをさせられ、
挙句に車のところまで行きこまごまとした説明をされてしまった。


説明されてよかった。
今の車はこんなことになっているのか。
そんな複雑なものを注文した覚えはないのだが、
まるで過去や未来に行ける乗り物のようではないか。

説明を聞かなかったら、まずドアが開けられなかっただろう。
あとでわかったことだが、正規の開け方をしないと車が勝手に泥棒扱いし、
なにやらキーとボタンを複合使いして解除しないとクラクションの嵐となるのだ。

ライトは自動にしてなんとかボタンを押せば、勝手に点いたり消えたりするらしい。
信号ごとにエンジンが切れたりする機能があるらしいのだが、あくまでも噂だ。
ぼーっとしていても、障害物があるとブレーキがかかるという噂もある。
万が一ぶつかったら、その場面を録画しておくという魔法も使えるらしい。
高速道路をお金を払わず出入りする可能性も無いではない。

そうそう、昔は工具と言えばタイヤ交換の道具しかなかったものだが、
なんだかシガーソケットで電源を取ってタイヤにエアーを入れる機械がついていた。
それがあるのが助手席の床下だ。
なんというかあちこちに隠し扉や秘密の部屋がある。

シートの倒し方、畳み方、ずらし方も難しい。
背もたれがテーブルになったり全部倒してベッドになったりするらしいが、
その方法を文章で表すことはできないし、できたところで公開する意味はない。


で、それらをうまく教えてくれる分厚い説明書があるのだ。
ああ、それを読んでうまく言えるようになってからこのネタをアップすればよかった。
そうすれば、わかりやすく、楽しい冗談なども入れたネタにできたのに。
でも、未だにスマホの解説本も読み終わっていないのだ。
せめて今日実家に行くのに、オーディオだけでも使えるようになりたいのだが。






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非常事態
暖かくなってきたので、花粉症が流行り、雑草が生え、虫が出てくる。
暖かくなってきたからこそ、花粉症や雑草や虫を許しているのだ。
いわばこれは引きかえ条件だ。
なのになんだ、昨夜の寒さは。
「そう言えばこの冬もそんな寒い日があったなあ」と思い出すレベルの寒さではないか。

ここ数日は本当に暖かかった。
お昼の寝袋に入れる湯たんぽを廃止した。
一日だけ廃止して復活したものをもう一度廃止したのだ。
寝袋自体は、頭まで被ると暗くて寝やすいのでもうしばらく使いたい。

耳まで隠れる帽子もやめていた。
徒歩で出勤すると会社に着くころには汗ばむようになっていた。
なので中に着ているヒートテックも半袖にしたり、普通のTシャツに替えていた。
靴下もやや薄手のや短いものを選ぶようになっていた。
だからこう思っていた。

そろそろ第一次衣替えの季節だと。


仕事用のハイネックたちはもう普通のトレーナーに。
ニットの帽子やネックウォーマーは手ぬぐいやバンダナに。
ジャンパーやヤッケは薄手の上着に。
中に着るベストをやめて、上に着るベストに。
モコモコのものはサラサラのものに。

私は着なくなったものはさっさと押し入れに収納してしまって、
そろそろ着るかもしれないものを出しておきたいタイプだ。
ついでに穴の開いたのや着なかったものを処分したい。
なにしろ、冬物から春物になるということは、薄くなるということだ。
トータルの布量が減るのだから、衣装入れに余裕ができるのだ。

幸い最もふゆふゆしたものたち、
つまり毛糸、フリース、ひざかけ、肩掛けなどは近いところに脱ぎ散らかしてある。
これらをまとめて洗濯し、一斉に収納すれば一気に片付くではないか。
上着はまとめて吊るしてあるので、洗濯なりクリーニングなり、ちづるに任せたい。
これで私の生活スペースがスッキリするはずだ。


が、昨日雨が止んだ後の寒さ。
出かけるために脱ぎ散らかした中から耳まで隠れる暖かい帽子を掘り出し、
吊るしてある上着たちから中に着るベストと風を通さないヤッケを選んだ。
いつもの居酒屋に着くと、みんなが寒い寒いを合言葉にしている。
全員、掘り出した防寒スタイルだ。


今朝は天気も良くなって暖かそうだ。
でも私は綿入れを羽織りコタツに入ってこれを書いている。
この後ホットカーペットで毛布を掛けて仮眠する。

「朝晩はまだ冷えるけど日中はあったかいなー」

と言うのがこれからの挨拶の主流になる。
暖かくなったりまた寒さが戻ったりをくりかえしながら、
トータルで徐々に春の暖かさになっていく。
こういうのを、

『散感四本(さんかんしほん)』

という。





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もはや人ではない