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ある日の出来事

ここでは、ある日の出来事 に関する情報を紹介しています。
来月から職場に新しい人が来ることになった。
先日面接があったことは聞いたが、採用になったらようだ。
情報では、接客や事務をしてもらう40代の女性らしい。
この人が10時に打ち合わせに来るという。


となると顔合わせがあるはずだ。
おめかししなくてはいけない。
いや、おめかしはしなくても、最低限ちゃんとした人に見られたい。
なにしろ今の私は風邪ひきで声はガラガラ咳がゴホゴホだ。
マスクはしたままでいいだろうか。

顔見せなのだからマスクは取るのがマナーだろう。
だが、マスクをせずにゴホゴホやっていたら第一印象が悪くなりそうだ。
ひょっとしたら、
「風邪ひきの癖にマスクもしないマナーのできてないやつ」
と思われるかもしれない。

のどシュッシュとのど飴で、咳き込むことさえ避けられたら、
ハスキーな上に鼻にかかった甘い声、と思ってくれないだろうか。
10時ぐらいというと案外調子のいいころだ。
やはり朝一とお昼明けはガラクタ声なので、ケアをしていい方に持って行きたい。


とはいえ、マスクの中身のケアはできているのか。
そういえば、鼻毛をずいぶん切っていない。
風邪の時は気を付けないと鼻水の水滴が白く見えたりすることがある。
でも、今から鼻毛を切っていて社長が来たら「なにやっとんや」ってことになる。

はっ、そう言えば、前歯が少し欠けているのだった。
ちょっと前に上右前歯の角に違和感を感じていたのだが、
風邪をひいてしまったから歯医者が後回しになっているのだ。
鼻水たれて、前歯が欠けてて、目がうつろだったら、まるでロボパーではないか。

となると、少しでも賢そうに見せるためにメガネは掛けていた方がいいだろうか。
本当の私はメガネを掛けていない姿だ。
しかし、ここのところ、会社でメガネを掛けている率は増えている。
もしメガネを掛けるとしたらマスクは無しだ。
マスクをしてメガネが曇っている人に紹介されたら、誰でも用心するだろう。


ふと気が付いたら10時だ。
ゆで卵を食べる時間だ。
違う違う、社長も来ているのにつまみ食いしててどうする。
いつ来ても良いようにダンディでなくてはいけない時間帯だ。

と、店長と社長が事務所から出てきて私を呼んだ。
おとなしそうな女性がいて、私のことを説明する。

店長「この人がちょっと怖い人で」

社長「優しくしたってな」

店長「うるさいこというから気を付けて」

社長「怒鳴ったらいかんよ」

自己紹介をさせんかい!


結局、メガネもマスクも外していた。
頭の布は巻いたままだった。






↑あちらの顏はむきだしだったのでクリックしてね。




顔描くな
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朝、ちょっと早めに家を出て鈴鹿市のショッピングセンターを目指す。
早く家を出るのは、混雑が始まる前に食事をする店に入りたいから。
なのに道中で高速代をケチったため渋滞にハマり、
雨のせいで屋根のある駐車スペースはいっぱいでオロオロしてしまった。

レストラン街に着いたのは、もう11時半に近いころ。
和食処は既に名前を書く紙が出されていたし、カレーうどん屋には行列ができていた。
ふと見ると、珍しくパスタ屋さんの前に行列がない。
「どの店でも選べるとしたら?」という途中の会話でちづるが選んだ店だ。
私はそんなにパスタ好きではないのだが、せっかくなのでそこに入ることにした。


案内されて席につく。
水はセルフサービスだそうだ。
メニューが3枚もテーブルに広げられる。

しまった!
メガネを忘れてきた!
車は4階屋上駐車場だし、家からメガネを持って出た記憶はない。
3枚のうち、おそらく今オススメであろう『チーズたっぷり』のメニューだけがなんとか見える。
なぜなら、大きなメニューに2品しか掲載されていないからだ。

もう一つのメニューは1枚ではなく、1冊というべき頁物だ。
試しにペラペラとめくってみたが、『老眼お断り』と書かれているとしか思えない。
幸いちづるが興味を持ったのは残る1枚のメニューだ。
なにやら小さいピザとのセットとサラダのセットが紹介されているらしい。
パスタは12種類ほどの中から選べるようだが、この写真が小さい。


おっさんにとってパスタとは、ケチャップで炒めたスパゲッティだ。
だからぼんやりした枠の中で赤く見える4つをちづるに読んでもらった。
なぜ、全部読んでもらわないかというと、いちいち名前が長いからだ。
ここがパスタの嫌いな所だ。
『カツカレー』とか『親子丼』といった単純明快なネーミングになっていない。

赤い4種は、
『ベーコンとアスパラのトマトパスタ』
『ドライトマトとブロッコリーのナントカ』
『なんとか貝となんとかのナントカ』
『なんとかとなんとかのナントカ』
ベーコンとアスパラだけ覚えていたのは、もちろんそれを選んだからだ。

色以外にもう一つぼんやり見えたものがある。
値段の桁だ。
なんと、赤い茹で麺が千円以上もするのか!
ちょっとでも安いサラダセットにした。


食事を終え、水を飲んで席を立つとき、コーヒーとか飲まなくていいのかちづるに訊いた。
確かメニューの一番上の大きな写真には飲み物が付いていたはずだ。
でも、自信がなかったのでそのままレジに向かった。

ちづる曰く、
「ホントや、レシートにドリンクバーってあったわ」

見えてなかったんか!






↑で、このショッピングせンターでは老眼鏡しか買わなかったけどクリックしてね。




やけどするな
台風一過、連休二日目、青空三昧の日曜日。
車に入れてあった苗と草刈機を出し、スーパーの開店時間に着くするように家を出る。
ネギ、とうふ、漬物、ファンタ、茶碗蒸し、いなりずし、サトイモ、お菓子、
などなど、本日はお任せなので実家で必要そうなものを選んで駆け足でカゴに入れていく。

実家に到着。
母が洗濯物を干していたので、買ったものを分類して片づける。
ついでに冷蔵庫をチェック。
横浜で買ってきた土産が残っていたので早く食べるように指示する。

で、速攻で帰宅。
玄関に入れてあった植木鉢を外に出す。
そうこうしていたらお昼になった。
自分の実家の様子を見に行っていたちづるが帰って来たら昼食に出かける。
午後はなんとしても物置を組み立てなければならない。


食事帰りに畑の様子を見に寄って、帰宅後15分の昼寝。
ちゃんと起きた。
私が説明書を持って出て、基礎となるブロックを並べている間に、
ちづるが廊下に並んでいる各パーツの梱包を切る。

まずは並べたブロックに床を乗せる。
位置を決め、付属の水平器付き六角レンチでネジを絞って水平を取る。
決まったら左壁だ。
接続部を組み合わせ、ちづるに抑えてもらってネジを締める。
これが固くて長いので、自前のラチェットレンチとプラスドライバーを出してきた。

後壁、右壁を同じ要領で接続し、屋根を乗せる。
中の棚を組み立て、扉をつけたら完成だ。
と、文章にすると簡単そうだが、同じことの繰り返しなので端折っているだけで、
完成したのはもう4時だった。

それから長い間玄関や裏の軒下に置いてあった物を、
物を置くための“物置”に移動する。
新品の美しい物置に不要な物は似合わない。
厳しいチェックをしていらないものは捨てるのだ。

廊下も玄関も軒下もなんてサッパリしたことか。
駐車スペースにコンクリを打った6月以来の懸念が片付いたのだ。
サッパリするともっともっとサッパリしようと欲が出る。
余っているバケツも使わない藁切りもアサリ掘りの熊手も捨てることにした。

すぐに捨てられるものを捨てに行き、食糧を買って帰宅した。
眼医者、ドブ掃除、に次いで気がかりな要素が片付いて、ダイエットが成功したような気分だ。
よし、この勢いで衣替えをしよう。
アロハシャツとタンクトップをしまって、厚手の半袖Tシャツを出した。
今日は秋の装いで、次の懸念、Aりの誕生日のプレゼントを買いに行くのだ。






↑晴れたら畑の作業がしたかったのだけどクリックしてね。




怒られるかも
会社の養生を終え帰宅。
家の周りを片付ける。
入る限りのものを玄関に入れ、乗せられる限りのものを車に乗せ、
残りはギリギリに止めた車と家の間、壁際に寄せ集める。
家の雨戸はすべて閉めて、雨戸のない窓には養生テープを貼る。

朝、普段通りに起きた時には静かだった。
予報によると史上最強の台風がわが三重県に最接近するのはお昼過ぎだ。
なんだか昼間に来る台風は珍しいような気がする。
とりあえず台風情報を見ながら朝食。
その後『スカーレット』から『チコちゃんに叱られる』を観る。

ああ、せっかくの三連休。
もし晴れていたら物置を組み立てたい、植え付けをしたい。
せめて今日のうちに実家の買い物を済ませておきたい。
午前中か夕方かに買い物だけ終わらせられないか。


と、気持ちだけが焦っていたが、店は開いてないし道路は通行止めだと情報が入った。
考えてみれば、何の仕事もお出かけもすることができないお休みだ。
こうまで「家にいなさい」と言われるといっそ諦めがつくというものだ。
もういい、何もしない。

スマホがけたたましい音を立てて驚かされた。
市からの緊急非常警報だ。
友人からは、みそか寄席の会場裏の川が氾濫した写真が送られてきた。
ニュースでは市内で床上浸水があったと報じられる。
志摩市は連続雨量がトップになったらしい。


仮眠から目覚め、お昼は残っていたうどんにした。
友人からのLINEでは避難レベル4に達した所もあるらしい。
ウチの地域はレベル2だ。
が、私の実感では雨も風もそんなにひどい感じはしない。
天気図によると、間もなく台風は我が県に最接近する。

録画してあった落語を観る。
雨風の音で落語が聞き取れない、ということもない。
腹筋をしようかと思うのだが、体がほぐれていないのでその気になれない。
気が付くとウトウトしていた。

夕方になってしまった。
ちょっと早いけどワカメを戻してナスを焼いた。
外はもう静かだ。


今朝、雨戸が閉めてあるから真っ暗だったが、外からは鳥のさえずりが聞こえる。
ウチは無事です。
今日は実家に買い物を届けて、物置を組み立てよう。





↑被害に遭った方々にはお見舞い申し上げますクリックしてね。





そら
すんげー台風が来る。
気象庁の注意喚起はそのまま『すんげー台風』の広報だ。
もう誰もかれもがその話題から離れられない。
やってくる運送屋さんも営業もО川も台風の話題ばかりだ。

私もヒマがあったらスマホで台風情報を見ている。
どんな情報にもアタマに『最』が付いている。
なんと恐ろしいやつだ。

Mえから『パンがどこにも売ってない~』とLINEが来た。
店に来たお客さんも『パンも水も買えない』と嘆いていた。
店長の奥さんが外出した時はガソリンスタンドに行列ができていたそうだ。
みんな間際になってあわてているのだ。


夕方、お茶とお菓子が出た時に奥さんにこう言われた。

「一服したら店のガラスに“養生テープ”貼ってくれる?」

養生テープ、それはガラスにモノが当たって割れたとして、
それが飛び散らないようにあらかじめ貼っておく粘着テープだ。
上司と呼ばれる人たちはちゃんとそういうグッズを用意しているのだ。

ウチの店の正面にはガラスが多い。
ぱぱぱと数えた結果大小合わせて19枚あった。
貼り初めてわかったのだが、1本のテープで大きなガラスだと2枚半しか貼れない。

「奥さんスイマセン、これではちょっと足りません」

「大丈夫大丈夫、まだ在庫があるから」

なんと、私は知らなかったのだが、ウチの店でこの『養生テープ』を売っているのだ。

ネットニュースを見てみると、パンやら水やらと同じように、
この養生テープも売り切れ続出と報道されているではないか。
なんて我が社の商品は世間に知られていないのだ。

が、自社を守るための養生がそのまま宣伝になったらしい。
その後来るお客さんが貼ってあるテープを見てそれを買って行くようになった。

とすると、私は使いすぎてしまったのではないか。
なにしろ19枚を貼るためにテープを5本半も使ってしまった。
「売れない在庫があるから使っていいよ」的な話だと思ってたから派手に使ってしまった。
おどおどしているとお肌ツル子ちゃんから耳寄りな情報が。
なんと、奥の倉庫、つまり私の居るところに新品がひと箱あるのだそうだ。

その話をLINEでちづるにしたら、

「あるのか、だったら買ってこい」

なんと、売れていない商品にこんなに要望する声が湧き上がっているではないか。
だったら私も大きな声で言いましょう。

みなさーん、ウチの店には養生テープが余剰になっていますよー

※この記事は停電の可能性があるために予約投稿となっています。






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むがーむがー