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ある日の出来事

ここでは、ある日の出来事 に関する情報を紹介しています。
予報通り、午後から雨が降ってきた。
寒い、冷たい、うっとうしい。
ジムに行く気力がやせ細る。
なのにQちゃんから「行くぞ!」と勇ましいラインが回ってきた。
さてどうしよう。

ジムは県営サンアリーナという大きな施設の中の一室で、
その入り口でトレーニングシューズと履き替えることになっている。
そこまでは、更衣室も土足だ。
だから、ジムに行く日は履き替えやすいクロックスを履いていく。

しかし、駐車場から建物の入り口までが遠い。
雨の中、クロックスであの道のりを歩いたら靴下が濡れてしまうに違いない。
濡れた靴下でウォーキングやダンベル運動をするのは気持ち悪い。
マットに上がったりしたら嫌がられるだろう。
なのでいくつかの対策を考えた。


1、靴下を脱いで更衣室まで行き、足を拭いて靴下を履く。

これが一番普通の対策のような気がする。
しかしともかく寒い。
外で裸足になるのは避けたい。


2、靴下の上にレジ袋をかぶせて入口まで行く。

濡れないかもしれないが恥ずかしい。
それにすべって転ぶかもしれない。


3、濡れるのを構わずジムに行き、ウォーキングで乾くのを祈る。

体温で乾くのではないか、あるいはどうせ汗で湿るのではないかという考えだ。
ただ、アウトだった時に修正が効かない。


4、会社の安全靴で行く。

これをジムの入り口に置いておくのが恥ずかしい。


5、車に積んである長靴で行く。

恥ずかしいし、土だらけだから嫌がられるだろう。


6、車に積んであるビーンブーツで行く。

これは脱いだり履いたりにすごく時間がかかるのだ。


7、コンビニで靴下を買っていく。

今、マイ靴下はやたら豊富なのだ。


さて、私はどうしたでしょう。






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水分
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あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします


2020年いぢわるカレンダー、できてもないけど受付中。

     ※


友人F家の最寄りのバス停でバスを降りたのが夕方5時半ごろ。
おはらい町にはもう人や店が出始めている。
Fの家は、伊勢神宮内宮参道おはらい町の赤福本店横の橋を渡った向こうにあるのだ。
いつもみそか寄席を観に行く『すし久』はその橋のすぐ近くだ。
大みそか寄席が始まるまで、Fの家でのんびりさせてもらう。

紅白歌合戦を見ながらごちそうになっていると、あっという間に時間が過ぎる。
大みそか寄席は普段より早い8時半から始まる。
通常の寄席より人もたくさん集まるから早めにいかねばならない。
そう思って8時前に家を出たのに、受付番号が39番だった。

今回の大みそか寄席はゴージャスバージョン。
ホスト役の桂文我さんのほか、4人のレギュラーがご来演だ。
いつもは若手を入れて3人だから、これで入場料が同じときたら超お得だ。

5人の落語が終わった後は、全員が登場して福引大会だ。
噺家さんが引いた数字が受付番号と一致したら、
手ぬぐいやら本やら昆布巻きやらがいただけるのだ。

福引はどんどん進行していき、私は当たった人に拍手を送るばかり。
そして最後の賞品となった。
もめん屋さんというお店で売られている干支のネズミのぬいぐるみだ。
くじを引くのは上方落語協会理事、桂三歩さんだ。

「40番」

惜しい、1番違いだ。
と、言うことは……ちづるだー!

今測ってみたらこのネズミ、1.3kgもある。
すし久を出たあともめん屋さんに確認しに行ったら、なんと4800円。
ありがたいけどこれをぶら下げて内宮辺りをウロウロするのはちょっと辛い。
一旦Fの家に置かせてもらうことにした。


その後、いつも通り内宮のどんど火で餅を焼いて食べ、
わが家で一年間使う箸を買い、穴場のにゅうめん専門店でおなかを満たしてから、
ネズミを取りにいって、バスで外宮に向かう。
お参りして帰宅。
家に着いたのは3時半。

今年も夜更かしの一年になりそうな予感。





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おめでとう
本社の連中との忘年会は駅前居酒屋チェーン店の90分飲み放題だった。
生ビールで乾杯した後、私は泡盛を飲むことにした。
だいたいチェーン店の飲み放題は注文してからの待ち時間が長い。
あまり飲ませたくないのだな、と思えるぐらいのところもある。
だから、回数を頼まなくていいようにちょっときつめの泡盛を選んだのだ。

が、なんと良心的なお店なのだろう。
料理はコースなので次々に、お酒はタブレットで注文するとすぐにやってくる。
結局私は5~6杯飲んだだろうか。
2時間でおなかもちょうどいいぐらいだ。
その後みんなで2軒行った。

帰りはN岡と歩いてきた。
今回の会場は駅前だったので結構な距離がある。
ちょうどいつもの居酒屋の前を通るので、寄り道休憩することにした。
もう閉店前だったらしく、お客さんは誰もいなくて、一杯飲んだら帰れと言われた。


翌日、最後の出勤日は当然ながら二日酔いだった。
2年ぶりの超キツいやつだ。
私が本社の人たちと忘年会に行くことはみんなに知られていたので、

「二日酔いで大掃除できないんじゃないの~」

などとからかわれていた。
だから、二日酔いの素振りを見せるわけにはいかない。
わざと明るく、元気で、口数の多い、陽気なおっさんを演じるのだ。


社長がやってきた。
最後の日なので年末の挨拶があった。
挨拶は終わったのに、社長が帰っていかない。
なんと、私が昼からするはずの窓ふきを始めたではないか。

暮れは掃除をするもの、だが、昨日は忙しくて本社の大掃除をできなかったのでここでする。

という謎の理論だ。
これではぐったりしていられないではないか。

幸い社長は午前中で帰っていった。
午後の私の窓ふきが助かったと言っていいだろう。
店の営業は午前中と決めてあったので、昼からみんなで店の掃除をし、2時半に終わることになった。


ホームセンターで買い物をし、畑に行ってダイコンを収穫して帰宅。
夕方まで仮眠して、車でいつもの居酒屋に行った。
女将さんに頼まれていた日めくりとダイコンを届けるのだ。

店に行くとMえがニヤニヤしていた。

「KちゃんからLINEが来たぞ。『あんな酔っ払った人間見たことない』って」

「はいそうです。なので今日は飲めません。良いお年を」

と言って帰ってきた。
夜は家でうどんを食べた。






↑それはともかくもらった自転車のバルブが普通のと違うので困っていますクリックしてね。




病気じゃないから
月曜日、およそ一ヵ月ぶりにジムに復帰した。
入院する前と同じように、オープンと同時に一番乗りで入室する。
月曜のスタッフさんだけには鼡径ヘルニアで入院することを言ってある。
彼女はニコニコ顔で「おかえりなさい」と言ってくれた。

顔見知りの常連さんたちもやってくる。
いつも最初のウォーキングマシンを並んでしていたマダムは、

「あら、ずいぶんお久しぶりで」

と声をかけてくれた。
となると、ちょっと入院していたことを言わなくてはならない。
しかし『入院』と言うととても重大事なイメージに受け取られかねない。

「ちょっと軽く手術しまして…」

これもよくない。
『手術』だって大ごとだ。
なのに「軽く」なんてつけてしまうと、勝手な想像をされる恐れがある。
痔だとか、増毛だとか、二重にしたとか思われたら恥ずかしい。

「ちょっと『鼡径ヘルニア』で入院してまして」

これもなんだか重篤な病名に聞こえてしまう。
やはり通りの良い『脱腸』と伝えなくてはならないだろう。
スタッフのお姉さんが「簡単な手術らしいですよ」と助け船を出してくれた。

一応病気の話なので、ひそひそ話していたつもりだ。
が、周りではランニングマシンや筋トレマシーンが稼働している。
その音に負けないぐらいの声は出さなくてはならない。
そうすると、静かに自転車のペダル漕ぎをしてる人なんかには聞こえてしまうだろう。
ジムの常連は、お話好きでない人は音楽を聴いているが、お話好きは耳をそばだてている。

次にジムに来た時は、また別のスタッフさんがいる。
するとその人とは一ヵ月ぶりだ。
理由を説明しなくてはならない。
そのときには、また周りの常連さんに聞かれてしまうだろう。
もはや私の脱腸はジムでの常識となりつつある。


さて、これは私が手術後、自宅療養をしたいた時の話だ。
私がいない間もMえとQちゃんはちゃんと運動を続けていた。
同級生のY田も同時期に脱腸になり、その偶然を笑ったものだが、
彼はわたしより三週間あとに手術日が決まり、その間もジムには通っていた。
三人で時間を測ったり並んで自転車こぎをしたりと仲良くしていたようだ。

で、Y田がマットで腹筋をしようとしていたら、
Qちゃんが遠くから緊急時に出す大きな声で叫んだ。

「脱腸なんやからそんなことしたらいかんー!」

Qちゃんは看護師の資格を持つ人なのだ。
そんなわけで、Y田は私のように復帰の時、言い訳をしなくていいのだ。






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青春
ウォーキングぐらいならとお医者さんのOKも出たことだし、
いよいよジムに復帰しようかと用意をして出勤した。
ジムで入院の話をしたのは月曜のスタッフさんだけだから、復帰は月曜でなくてはいけない。
火曜日はジムで会うようになった同級生Y田が脱腸の手術をする日だ。
ラストデイとして来ているかもしれない。

「準備はできているか」とLINEを送ったら、もう病院に入っていることがわかった。
午後の手術だから当日の朝入院だと思っていたが、私の聞き違いだったらしい。
だったらジムよりこいつの様子を診に行ってやろう。
手術の先輩としてありがたいアドバイスをしてやろう。

思えばちょうどひと月前、ジムで並んでウォーキングをしているとき、

「実は脱腸になって手術をするねん」

「ワシもや」

とあまりの偶然に驚いて以来、私は常に事前情報をもらう側だった。
手術前の検査も、麻酔医の診察もY田の方が先だった。
だから、あんなことやこんなことをしてこのぐらい待つ、なんてことが教えてもらえた。
そもそもY田は脱腸の手術が3度目なのだそうだ。

ただ、今回の手術本番だけはわたしの方が先になった。
脱腸の手術も、やつの体験したのより進歩しているだろう。
病院によってやり方が違うかもしれない。
私の話で安心を得ることができれば何よりだ。
ま、気を付けることなど何もないのだけど。


会社を出てお土産を買いにコンビニに行った。
私の経験では、のどに管を通すのであとでのどがとても痛くなる。
のど飴を買って行ってやろう。

ともかく入院中はヒマだから何か雑誌を持って行こう。
あいつは字を読まないから、そうそう『テレビジョン』にしよう。
ヒマでテレビでも観ようと思っても、新聞がないからどんな番組があるかわからなかったっけ。

そしてこれこれ、プロテインバー。
やつもしばらくジムに行けないから筋肉が衰えるだろう。
ちょうど『プロテイン・ラン』ってのがあった。
やつはジムでは走る派なのだ。


部屋番号は聞いていたので一直線に行ける。
ただ、夜通路を通るのは初めてだったのでちょっと迷った。
私が付いた時はちょうど夕食を食べていた。
おお、懐かしい器だ。

手術の様子を話してやろうと思ったが、よく考えたらずっと麻酔で寝ていたのだった。
テレビジョンを渡したら「木曜に退院予定なんやけど」
プロテインバーは「この食事のあと絶食になるんやけど」
ことごとく当てが外れるが、のど飴だけは必要になるからな。

そうだ、何よりもこいつにあげられる情報があるではないか。
私のお腹の傷を見せてやろう。

「ほぉ~、こんなに小さいのか~」

やはり百聞は一見に如かず。
安心感を与えてやることができたようだ。
私は来週の月曜にジムに復帰し、スタッフさんに傷を見せてやろう。





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