盆は過ぎたがまだ暑い。
南米で競歩をしている人がいるなんて聞いたらさらに暑い。
アラフォーのおっさん5人がイザコザしてるなんて話はもっと暑い。
盆休みがあったので、五日ぶり、六日ぶりで会う人がいる。
会社に来る運送屋さんもごぶさただ。
「おはようさん、暑いな」
「毎度。暑いな」
「盆休みはどうやったな」
「暑かったなー」
「暑かったなー」
過去にさかのぼって暑がってしまった。
本社の配達係の人が来た。
「暑いな」
これは運送屋さんの挨拶のような「暑いな」とはちょっと違う。
つぶやきのような、ちょっとあきらめの入った「暑いな」だ。
「暑い」
それに合わせた私の返事であるこの「暑い」は、同意の気持ちを込め、
「どうしようもないよ」という嘆きの混じった「暑い」だ。
夕方、別の運送屋の若い兄ちゃんが集荷に来た。
「こんにちは~」
「まいどー。暑いなー」
「暑いですよね」
この「暑いですよね」は私の方をじっと見ての、確認の「暑いですよね」だ。
「いつも暑いけれども今日は特別“暑いですよね”」という意味だ。
「あ~つ~い~」
この私の返事は、情けない顔をしてお手上げ感を演出しての「あ~つ~い~」だ。
「そうなのよ、普段よりまだ暑いのよ」と確認し合う「あ~つ~い~」だ。
あまりに暑いので、本日の記事はなるべく隙間を作り、風通しを良くしてみました。
内容は暑苦しいけど。
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オリンピック中継も水泳競技を「気持ちよさそうやなぁ~」という目で見てしまったわ。