土曜日、午前中は買い物の運転手をしに実家に行き、
帰宅後軽く昼寝をして、夕方は苗の植え替えをした。
気が付くとMえからLINEが入っていた。

「まってるよ」

これは、自分がバイトの日だからいつもの居酒屋に来いという意味だ。
いつもならホイホイ行っちゃうところだが、事情があってお断りした。
なにしろ今週は二度も『丑三つ帰宅』をしちゃったのだ。

まずは月曜日、お隣の市まで鶏肉の刺身を食べに行った。
スキンヘッド1号、2号、4号、坊主頭Fの5人だ。
この店が最近お気に入りで、すぐに誰かが行こうと言い出すのだ。
電車で帰ってきてFと二人になったらスナックに誘われた。
で、2時だ。

次は木曜日。
いつもの居酒屋にいつものように閉店まで居て、その後Fとモスバーガーに行ってしまった。
そこで話が盛り上がって閉店まで。
こんなことではいかんと思っている。
が、この日にはなぜだか予定がドカドカ入ってきた。


いつもの居酒屋に行くとカウンターがいっぱいだったので座敷に座った。
すると、付き合いでスキンヘッド1号が移ってきてくれた。
すぐに、バイトのKちゃんを誘って別の居酒屋に行く話を持ち掛けられた。
彼女の家の近くには飲み屋がいくつもあるのにほとんど行ったことがないというので、
そういう店を巡るという名目で誘うのだ。

そこへ、誰でも親戚にしちゃうおじいさん、Sやんが移ってきた。
この人は、私たちが鶏の刺身を食べに行ったのがうらやましくて仕方ないらしい。
ただ、朝刊配達をしているので遅い時間まで飲んでいられないのだ。
「6月の第二日曜は翌日が休刊日だから遅くまで付き合えるぞ」
というのだが、付き合わされるのはこちらなのだ。

やがてお客が減ってきたのでカウンターへ移動した。
するとFがやってきて、その後Mえを狙っている某社長が来た。
この社長に「6月になったら一度バーベキューをやりましょう」と誘われた。
平日の夜、10時ぐらいには終わるように、という優しい予定だ。
おそらく私たちは、Mえを呼ぶための撒き餌なのだろう。

さて、閉店になって店を出て、Fに誘われモスバーガーへ。
すると彼はウキウキで話し出した。
「月曜に行ったスナックは楽しかった。これからはスナックも行きましょう」
なんだかスナックにハマったらしい。
以前、たまに行っていたスナックに復帰しようというお誘いだ。

このように、今週は飲み過ぎ、これからも飲み過ぎる予定なので、
この日は家でおとなしくちづると過ごしていた。
すると、Mえから電話が来た。

「こみー、月曜日にサトイモの店に行こう」

サトイモの店とは、いつもの居酒屋の近くに最近できた居酒屋で、
一足お先に私が行って『サトイモの揚げ出し』の写真をLINEで送ったら、
野菜好きのMえが「食べた~い」とノリノリになったのだ。

ところで、小遣いを増やしてもらえないだろうか。





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しかも筆で書いてある
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最近の若い人はあなどれない。
いろんなジャンルで次々と新しいヒーローが生まれている。
野球、サッカー、フィギュアスケート、卓球、体操、水泳……
えーと、スポーツに疎いので超有名選手が出ている競技が抜けてたらすいません。
ともかく、すごい人があちこちで力を発揮し始めている。

スポーツ界だけではない。
今、かなり注目されているのが将棋だ。
なんと史上最年少でプロになった中学生が破竹の勢いで勝ち続けている。
えーと、将棋にも疎いので名前が出てこないけどすいません。
ついでに、検索もしないけどすいません。


デビュー以来連勝記録を伸ばし続けているこの少年。
なんと。もう四段なのだそうだ。
そしてもっと上の段位の先輩たちをドカドカ打ち負かしている。
将棋を知らない我々でもそれがすごいことだとわかる。

将棋を知らないと書いたが、一応私は並べ方と進め方ぐらいは知っている。
すごいことだとわかると書いたが、中継で解説の人が、
「ほほう、すごい一手ですねぇ」
なんて言った時のすごさはわからない。
だけどこの人はともかくすごい人なのだ。


しかし、やはり将棋はスポーツと比べると地味に見える。
なにしろ動きがない上に、応援するわけにもいかない。
戦う場所も、ピッチだとかリングだとかコートだとかいう派手なは所ではない。
和室で座布団に座って戦う。
審判のように見えている人は時間を計ったり、「2四歩」とかいう係で、
勝負は負けた人が「負けました」と宣言して決まる。

この地味さに困っているのがテレビ局だ。
近来まれに見る新しい才能の出現を大々的に取り上げたいのだが、
何をどうやっても地味という辛さ。
書くニュース番組がこぞって特集を組んでいるがどうにも盛り上がりに欠ける。
頼りの本人インタビューも、これまた本人が落ち着き過ぎてて地味なのだ。

そこで彼らが注目したのが、昼食だ。
将棋の熱戦は数時間に及ぶので、間に休憩があり食事を摂る。
これを『勝負飯』と呼んで取り上げた。
対局の時に決まって食べるものがあるなら『勝負飯』でもいいけれど、
毎回違うものを注文しているのだからこれはおかしいのではないか。

先日彼は五目焼きそばを注文していた。
メニューを見て注文するのだから、おそらく近くの出前をしてくれる店だろう。
もはや勝負飯どころか、行きつけの店でもない。
そんなところへレポーターは出かけて行って、同じものを食べて見せる。

角の食堂まで歩いて行って銀シャリと焼きそばを注文し、
香りを嗅いだり飛び上がって「おいしい~」と叫んだりするのが仕事なのだ。
これでお金がもらえるなんて、お前は王様か!
あえて『桂』は外しました。





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そもそも向いてない
弁当作りにはストレスが付き物だ。
たとえば冷凍食品。
主婦の皆さんは買い物に行ったとき、夫、子供に選ばせたことはないだろうか。
そして、いざ弁当を作るとき、そのチョイスが間違っていると思ったことはないだろうか。

食べる側の人間は、好きなもの、おいしいもの、食べたいものを選ぶ。
これは当然のことだ。
しかし、作る側はそうではない。
一番の目的はスペースを埋めることだ。
なのにやつらは小さいものばかりを選ぶ。

あなたはおかずを数品作り弁当箱に詰める。
なんだか空間ができている。
よし、冷凍食品の出番だ。
なにか一つここに納めたら完成だ。

冷蔵庫で見つけるのはクリームコロッケ。
開封して取り出してあなたは驚く。
なんやこの小さいコロッケは。
でもまあ何とかこの隙間は埋まるだろうと思ってレンジでチンする。
すると、クリームコロッケは、ぽふっと小爆発して中身が出てしまうのだ。

一言で名前が言えないものもたいていが小さい。
エビのすり身が入ったふんわり玉子焼き、みたいなものもとても小さい。
しかも、ふんわりが冷めるとしぼんでしまって隙間に空間ができてしまう。

色合いに、と思って買ったホウレンソウのソテー。
小さなカップに入っているから弁当に納めるのも簡単だ。
と思ったら、このカップの小ささ、そして、京都風のちょびっと盛り。
こんなもの、幼稚園児の弁当用やないか、と投げつけたくなる。

色合いと言えば、これも食べる側と気が合わない。
野菜炒めとウインナーがあったとして、少し鮮やかな色が欲しい時、
味が濃いのが好きなやつらが選んだ冷凍食品は地味だ。
ソースカツとか天つゆの浸み込んだかき揚げとか、茶色系なのだ。
仕方がないからミニトマトでごまかそうと思うと、ちょうど切らしていたりする。


敵は家族ばかりではない。
もっと身近なものが邪魔することもある。
弁当の王道、玉子焼きを作るとしよう。
卵をいくつか割り、麺つゆで味を調える。
温めたフライパンに流し込み、いよいよくるりとする瞬間だ。

冷蔵庫が「ピピッ」と鳴る。
ドアがちゃんと閉まっていないのだ。
「ちょっと待って~」
とあなたは口に出して言う。

あと一回巻けば、という時「ピピッ ピピッ ピピッ」と二度目が鳴る。
「待ってって言うとるのにー」
とあなたは口に出して言う。
で、あわてたあなたは卵焼きを破ってしまう。


これって、私だけじゃないよね~





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おにぎりじゃなかった
いつも五月ってこんなに暑かったかしら、と思う気温が続くが、
天気予報を見ていたらやはり今年は特別暑いらしい。
厚手のTシャツを薄手に衣替えしたが、もはやノースリーブが恋しいぐらいだ。
まだお腹は引っ込んでいないのになぜ薄着をさせる。

先日買い物に行ったとき、ついに車のエアコンを使ってしまった。
なにしろ駐車場に置いてあった車は金属製温室と変わりない。
気温よりもはるかに暑くなるから、買った生モノも心配だ。
一旦窓を開けて空気を入れ替えてからエアコンスイッチを入れた。

エアコンスイッチを入れたらもちろん窓を閉める。
しばらく走っていて気付いたのだが、室内が金属製温室しているのではないか。
送風口に手を当ててみたが、全く涼しくない。
いかん、夏を前にエアコンがどうにかなってしまった。
これではエアコヌだ。

涼しくならないだけでなく、エアコンスイッチを入れた時だけ妙な音がする。
ぅあ~~ん ぅあ~~ん ぅあ~~んと定期的耳鳴りのようだ。
涼しくならない上に耳ざわりなので切ってしまった。
ちづるが「どうする?」と言った。
天気予報は「この夏は、超猛暑になります」と言った。


私はこの車に10年以上乗っている。
ポンコツなのはわかっているが、車にこだわりはないし、
クワや肥料を積んだままで、畑に突っ込んでいくのでこれで構わない。
それに車を使うこともとても少なくなっている。
雨の日の通勤、畑行き、それと実家へ行く時ぐらいだ。

会社へ行くのも畑へ行くのもほんの5分程度だから窓を開ければそれでいい。
ただ辛いのは実家へ行く時だ。
実家までのドライブタイムは私のオンステージタイムでもある。
フルパワーで歌うので、窓を開けていると恥ずかしい。
汗だくで歌うか、歌わないか、近くにいる人に聞かせるかの三択だ。

何の三択をしている。
三択するなら、
・車を買い替える。
・エアコンを修理する。
・我慢する
の三択だろう。

買い換えるならお金がかかる。
くやしいのは去年の9月に車検を受けたことだ。
あの時車検に払ったお金が半年分だったってことになったら腹立たしい。
いったい何ノミニイク払ったと思っているのだ。

修理をするとなるとまた車屋にいかねばならない。
自転車を積んで行って、ペダルを踏んで帰ってきて、
自転車で出勤して、仕事が終わってから車屋までペダルを踏んで行くのだ。
これでは丸二日飲みに行くことができない。

となると我慢か。
待てよ、どれも我慢ではないか。
ということは、お金を我慢するか、時間を我慢するか、歌を我慢するかの三択なのだ。
ああ、我慢はしたくないし私にふさわしくない。

あっ、名案が浮かんだ。
私の車とちづるの車を交換するのだ。
が。





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選ばれなかった男
ヘーワのショーチョーをヒョーボーしているハトだが、
ヘーワをキョーユーしたかったらちょっと考えろと言いたい。
さあ言うぞ。
私はハトのフン害に憤慨しているのだ。

会社のシャッター前に1メートルほどの軒がある。
鉄骨が通っていてちょうど鳥には良い隠れ家になるのだろう。
そこにハトが住み着こうとしていた。
おそらくつがいであろう2羽がやたらそこに潜り込んでいる。

そう言えば、先日道の端っこでハクセキレイの求愛行動を見た。
一羽が羽を広げて踊る姿をもう一羽に無理やり見せているのだ。
ははん、これは鳥の繁殖期なのだ。
そんなところで繁殖されてたまるか。
なぜワシがハトのシモの世話をしなくてはならないのだ。

なのでハトがそこに来るたびに手をパーンと叩いたり、
ノボリを振り上げて脅かしていた。
それでも夜の間に戻って来ているらしく、朝にはその下が汚れている。
これはなんとか対処しなくては。

幸いハトが住み着こうとしているコーナー部には、鉄骨の補助棒が通っている。
あれにハトが嫌う何かをぶら下げてやろう。
ただ、なにしろトラックがつけられるように高い高い軒になっている。
のん気にポッポー言ってる奴らとは頭が違うというところを見せてやる。


私が考えたのはレジ袋だ。
風が吹くとガサガサと音がするから鳥除けになるのではないか。
ただ、それだけでは軽すぎてどうにもならない。
確か鳥は目玉マークが嫌いだという。
よし、中に使い終わったガムテープの芯を入れてやれ。

これを二つ作って、双方の取っ手をビニールひもで結んだ。
現代版振り分け荷物みたいなものが出来上がった。
さて問題はこれをどうやってあの鉄棒にひっかけるかだ。
できることなら風で落ちないようにひもを一回転させておきたい。

使うのはのぼり用のポールだ。
物干しざおのような棒の先に、50センチほどの横棒がついている。
この先端がフックのようになっているのでここにビニールひもの部分を引っ掛けた。
脚立に上ってノボリポールを伸ばす。
なんとかギリギリ足りるぐらいの高さだ。

なんとか鉄棒にひっかけることはできた。
ここからもう一回転させるのが難しい。
なにしろポール先端の横棒は固定されていなくて、プラプラクルクル回るのだ。
引っ掛けやすそうな方のレジ袋の隙間に先端を差し込み持ち上げる。
これで鉄棒を乗り越えればビニールひもが一回転して丈夫になる。

なのにこれがうまくいかない。
この鉄棒と天井の隙間が、レジ袋の長さより狭いのだ。
首と腕が疲れ切ったころ、やっとレジ袋が鉄棒を超えた。
が、今度は横棒先端のフックを巻きこんでしまって抜けない。
こんな時は「うがー!」っとやるしかない。

うがー!
あっ、苦労して乗り越えさせたレジ袋が戻った。
さっきあんなにうまくいかなかったくせに、なんで戻るときはすんなり戻るのだ。
レジ袋はハトの味方か!

定時までかかってなんとかひもを一回転させた。
普段の筋トレで鍛えていない筋肉が疲れ切っている。
筋肉痛が起こるかもしれない。
ともかくこれでハトが来なくなりますように。





↑ハッとしたらグッとクリックしてね。






森に帰れ